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日本神経化学会事務局



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   理事長挨拶| 理事長便り 
 

会員の皆様へ

 

理事長挨拶

 2017年4月から2年間理事長を務めることになりました和田圭司と申します。日頃より会員の皆さまには当学会の運営にご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
 日本神経化学会は神経化学懇話会を母体とし、1958年に第1回の大会が開催されました。1962年には会員制度が施行され、学会誌「神経化学」も同年から発行されています。世界には神経化学に関する学会が多数ありますが、その中で日本神経化学会は最も古い歴史を誇ります。
 2017年は設立60周年記念大会が福永浩司大会長のもと仙台の地にて開催されます。また60周年を記念しましてJournal of Neurochemistry誌において特集論文が掲載され、Neurochemistry International誌からは特集号が発行されます。
 60年と言いますと還暦を思い浮かべる方も多いと思います。還暦には生まれ変わるという意味も込められています。当学会もこれまでの歴史を振り返り、新たな気持ちを持ってさらなる発展をめざしたいと考えています。
 日本神経化学会の特色はなんと言いましても研究面では分子を中心に疾病のメカニズム解明に迫ることであり、教育面では議論を中心に学生、大学院生、若手研究者の方々を大事にすることであります。研究の醍醐味を味わっていただき、次代のリーダーとして羽ばたくよう「神経化学の若手研究者育成セミナー」を2008年からスタートさせています。「神経化学の若手研究者育成セミナー」は今や当学会の目玉として成長してきています。
 国際面では、Asian Pacific Society for Neurochemistry (APSN)に属し、International Society for Neurochemistry (ISN)の活動に貢献しています。現在、APSNのpresidentは会員の和中明生氏であり、ISNでは同じく会員の池中一裕氏が現在treasurerとして活躍中です。ISN理事として活躍いただいている会員も複数おられます。つまり当学会は国際的にも大変重要な存在となっています。
 このような国内外の活動は会員の皆さまの日頃からのお力添えがあってこそのものです。改めまして厚く御礼申し上げます。
 今後も神経化学会の特色をさらに伸ばし、また改めるべきところは改めるという是々非々の姿勢で学会運営に臨んでいきたいと考えています。また、新たなことにも常にチャレンジする能動的な学会でありたいと考えています。さらに、学会外の一般の方々に当学会の活動についてご理解とご支援をいただくため常に開かれた学会でありたいと考えています。
 さて、会員の皆さまにとりまして当学会はどのように映っているでしょうか? 学会の運営には会員の皆さまお一人お一人のご意見が大変貴重になります。会員の皆さまから「姿かたち」が見えてこその学会であり、愛されてこその学会であります。自分の知らないところで学会が運営されているという思いをもしお持ちでしたらご遠慮なく私までご意見、ご批判、ご提案をお寄せいただければと存じます。会員の皆さまと一体となった運営こそが当学会のあるべき姿と考えております。お一人お一人が「参加している」という実感を持てるよう会員満足度の高い学会をめざしていきたいと思います。
 当学会は、会員数や財務状況において改善すべきいくつかの課題を抱えています。従来と同じことを行っていたのでは発展は望めません。歴代の理事長をはじめ多くの方々のご尽力で変革は進みつつありますが、まだまだ道半ばです。世の中の状況はめまぐるしく変化しております。真理を追究する科学の姿勢を忘れてはいけませんが、様々なことにも目を向け10年20年30年後のことを考えていかねばなりません。情報社会の現代、AIをはじめ社会に変革をもたらすであろう動きが活発です。たこつぼ化することのないよう、ガラパゴス化することのないよう、開かれた学会として必要なものは取り入れ、常に一歩先を歩む学会でありたいと考えています。また年次大会におきましては、「参加したい大会」とは何かを常に考え、参加する方々にとりまして「来年もまた来よう」と思っていただけるように学会や大会のブランド化を図りたいと思っています。
 研究はワクワクドキドキという言葉が当てはまるように本来楽しいものです。会員お一人お一人が当学会の財産です。ワクワクドキドキの楽しさを共有できる一体感が学会というファミリーを醸成します。今後とも当学会の発展のため、皆さまからのご指導とご協力を心よりお願い申し上げます。

2017年4月
国立研究開発法人
国立精神・神経医療研究センター
トランスレーショナル・メディカルセンター
和田  圭司

 

理事長便り

 
理事長便り
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2017/09/14

理事長便り No.5

| by 学会事務局.
吹く風、日々の景色に秋の訪れを感じるようになりましたが、皆さまのお住まいの地域ではいかがでしょうか。

多くの方が参加されました第60回大会は大変素晴らしいものとなりました。皆さまの心の中にはその感動と余韻がまだ残っているのではないでしょうか。大会長をお務めくださった福永先生並びに教室員の方々に厚く御礼申し上げます。名誉会員の先生方も多数お見えになり、含蓄のあるお話を伺うことができました。60年の重み、日本神経化学会の伝統と言いますかその果たしてきた役割に触れることができ、あらためまして身が引き締まる思いです。諸先輩の先生方が築いてこられました伝統を大切に、次の60年のサイクルでさらに素晴らしい学会とすることが我々の務めであると心に誓っております。学会の一層の発展をめざして会員の皆さまと一緒に歩んでいくことは喜びですし、これからもご支援ご協力を賜りたいと願っております。

大会時の懇親会の折にも申し上げましたが、日本神経化学会ではこの60年間脈々と流れてきたものがあると思います。その内容についてはいろいろな捉え方があるかと思いますが、私はそれは三つの心であると考えて懇親会の際お話しをいたしました。
一つは言うまでもなく研究への情熱です。二つ目は仲間意識かと思います。ぬるま湯という意味での仲間意識でなく、互いに認め、刺激し合って、より高いところをめざそうとする仲間意識です。老いも若きも関係なく、経験が乏しい人には教育という観点から、経験を積まれた方々には尊敬という観点から、和を築きファミリー感を醸し出してきたものと考えます。三個目は、表現はなかなか難しいですが、「参加して良かった」、「楽しかった」、「勉強になった」、「また来よう」に共通する心ではないでしょうか。一言で言えば、「この学会が好き」と言う心かと思います。

これら三つの心が大会大会毎に感動と余韻を生み、それが継続の力になってきたと思います。

仙台大会では新たな試みとしまして「理事長と
話をしてみよう」コーナーを設けました。
多くの方にお越し頂き、あらためまして感謝申
し上げます。大変貴重なご提案やご意見を頂く
ことができました。一つ一つ実現に努めて参り
たいと考えています。 

お知らせが一つあります。これまで委員会の活動、つまりどういうことを議論しているのか、そもそもどういう活動をしているのか、など会員の皆さまに十分お伝えできていなかったのではないかと思います。これからは随時委員会便りというような形でメール、HPで皆さまにお伝えしたいと考えております。
委員会活動にご意見、ご要望があります場合はご遠慮なく学会事務局までお知らせください。

季節の変わり目、体調にどうぞお気を付けください。来年また皆さまに神戸の地でお目にかかれることを楽しみにしております。

2017年9月14日
理事長
和田圭司



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