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神経化学の若手研究者育成セミナー

日本神経化学会では,明日の神経化学を支える人材の養成を目指し,神経化学の若手研究者育成セミナー(以下、若手育成セミナー)を大会に併せて開催しております.
これまでの若手育成セミナーでは,第一線で研究に携わる講師陣が,最新の研究内容や実験手法,さらには研究者としての心構えなどについて熱心に講義し参加者と討論されてきました. 
神経化学会は深く討論することを重視する伝統がありますが,本セミナーでもこの伝統が受け継がれています. 
講義・討論・フリーディスカッションを通して,講師や参加者同士が自由に意見交換しながら,神経化学の楽しさを感じていただければと思います.

なお本セミナーには,多くの企業からのご寄附や広告協賛によるご支援をいただいております. 
厚く御礼申し上げますとともに,今後とも引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます.

神経化学の若手研究者育成セミナー開催

第12回(2019年)神経化学の若手研究者育成セミナー開催報告

2019年8月2日 09時07分 [学会事務局.]

新潟にて開催された第12回目の若手研究者育成セミナーは、多数の皆さまにご参加をいただき、無事盛会にて終了することができました。ご支援、ご協力をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

セミナーの写真をアルバムにまとめましたので、是非ご覧ください。
         



開催期間:2019年7月24日(水)~ 7 月25日(木)
開催場所:ホテルオークラ新潟(宿泊先)
講師・講義タイトル:「第12回(2019年)神経化学の若手研究者育成セミナー」頁より
世話人:「第12回(2019年)神経化学の若手研究者育成セミナー」頁より


過去の開催記録

開催場所
奈良県文化会館・天平旅館
大会長
塩坂 貞夫
理事長
木山 博資
世話人代表
橋本 均
世話人副代表
田村 英紀
期間
2014年9 月29 日(月)~ 10 月1 日(水)
参加人数
60名

第7回若手研究者育成セミナーは、講義を学会会場で行い、フリーディスカッションを天平旅館で行いました。今回、合同学会ということで、日本生物学的精神医学会の会員の方々にも本セミナーにご参加頂き、総勢60名の参加となりました。皆様、活発にディスカッションしていただき、大盛況のうちに終了することができました。


 大会長塩坂 貞夫奈良先端大・バイオサイエンス
 世話人代表橋本 均大阪大・院薬/
5大学連合大学院小児発達
 世話人副代表田村 英紀星薬大・先端生命科学研究センター
 世話人石塚 佑太群馬大・院医
石川 保幸前橋工科大・システム生体工学
笠井 淳司大阪大・未来戦略
小泉 修一山梨大・医
橋本 亮太大阪大・院医/
5大学連合大学院小児発達
和田 圭司精神・神経センター・疾病四部
村松 里衣子大阪大・院医
田中 謙二慶応大・医


 講師
講義タイトルチューター
A
野田 百美九州大学【ダイバーシティ推進委員会企画】
神経系の基礎から先端技術まで
ミクログリアの機能
up to date
髙野哲也
名古屋大学
熊本奈都子名古屋
市立大学
in vivo アプローチによる神経新生のメカニズムの解析 
B
白尾 智明群馬大学in vitro におけるシナプスイメージングの最前線岸宗一郎発達障害研究所
小金澤紀子群馬大学
C
今泉和則広島大学神経系における細胞ストレス小胞体ストレス平山友里山梨大学
上原 孝岡山大学酸化ストレス
D
池中 一裕生理学研究所グリア細胞と精神疾患
オリゴデンドロサイトと
 精神疾患
小澤貴明理化学研究所
富田 博秋東北大学ミクログリアと精神疾患
E
等 誠司滋賀医科
大学
精神疾患の病態に迫る精神科医ではない立場から飯田諭宜北里大学
飯田 諭宜北里大学精神科医の立場から
F
仲嶋 一範慶應義塾大学大脳皮質の発生・発達と
その機能破綻による 精神障害
動く細胞たちによる大脳皮質形成機構とその破綻中澤瞳奈良先端科学
技術大学院大学
牧之段 学奈良県立
医科大学
脳機能破綻による行動異常の検出の仕方~マウスモデルを中心に~
G
尾藤 晴彦東京大学分子から認知へ:from
 molecules to cognition
神経回路の謎を解く鍵渡辺和泉新潟大学
橋本 亮太大阪大学神経化学が読み解く精神疾患の病態メカニズム