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神経化学の若手研究者育成セミナー

日本神経化学会では,明日の神経化学を支える人材の養成を目指し,神経化学の若手研究者育成セミナー(以下、若手育成セミナー)を大会に併せて開催しております.
これまでの若手育成セミナーでは,第一線で研究に携わる講師陣が,最新の研究内容や実験手法,さらには研究者としての心構えなどについて熱心に講義し参加者と討論されてきました. 
神経化学会は深く討論することを重視する伝統がありますが,本セミナーでもこの伝統が受け継がれています. 
講義・討論・フリーディスカッションを通して,講師や参加者同士が自由に意見交換しながら,神経化学の楽しさを感じていただければと思います.

なお本セミナーには,多くの企業からのご寄附や広告協賛によるご支援をいただいております. 
厚く御礼申し上げますとともに,今後とも引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます.

神経化学の若手研究者育成セミナー開催

第14回 (2021年)神経化学の若手研究者育成セミナー開催のご案内

2021年1月12日 13時19分 [日本神経化学会]

日本神経化学会では、未来の神経化学を支える人材の育成を目指し、毎年神経化学の若手研究者育成セミナーを大会日程に合わせて開催しています。セミナーでは第一線で研究に携わる講師陣が研究者としての心構えやキャリア形成、そして最新の研究内容などについて熱く講義したのち、様々な分野の先生方も加わり参加者と討論します。講義・討論・フリーディスカッションを通して、講師や参加者同士が自由に意見交換しながら、神経化学の楽しさ、また様々な人との出会いの楽しさを感じて頂ければと思います。

第14回若手研究者育成セミナーは、新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み、受講生の募集人数は少し減らしたうえで、参加者は一堂には会さない、マスク着用等、感染対策を講じて実施します。受講生、講師、チューター、世話人の計9-10名を一つのグループとして、グループ単位でセミナー、懇親会を行ないます。開催日程も例年より短くなりますが、新たな試みとして大会直前に鍋島俊隆先生による特別ウェビナー、ゲスト講師をお招きした懇親会を行ないます。第一線でご活躍される多くの先生方や参加者同士が自由に意見交換できる有意義なセミナーになるよう企画しました。

多数の皆様のご応募をお待ちしております。
申込み方法は詳細が決定次第お知らせします。

・講師
全体セミナー(Zoom開催)
鍋島俊隆(藤田医科大学・客員教授)

グループセミナー講師
大野伸彦(自治医科大学)
岡野栄之 (慶応義塾大学)
加藤隆弘(九州大学)
工藤喬(大阪大学)
児島将康(久留米大学)
斎藤祐見子(広島大学)
竹居光太郎(横浜市立大学)
竹村晶子(奈良県立医科大学)
田中謙ニ(慶応義塾大学)
中澤敬信(東京農業大学)
馬場広子(東京薬科大学)
尾藤晴彦(東京大学)
南雅文(北海道大学)
山下俊英(大阪大学)
和氣弘明(名古屋大学)
和田圭司(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所)
(五十音順、敬称略)

ゲスト講師
今泉和則(広島大学)
大隅典子(東北大学)
北村貴司(テキサス大学)
木山博資(名古屋大学)
小泉修一(山梨大学)
竹林浩秀(新潟大学)
東田千尋(富山大学)
村松里衣子(国立精神・神経医療研究センター神経研究所)
望月秀樹(大阪大学)
米田幸雄(金沢大学)
(五十音順、敬称略)



・世話人
 大会長 和中 明生(奈良県立医科大学 解剖学第2講座)
 世話人代表 牧之段 学(奈良県立医科大学 精神医学講座)
 世話人副代表 田中 達英(奈良県立医科大学 解剖学第2講座)
 世話人 日本神経化学会若手育成委員会委員一同  

過去の開催記録

開催場所
ホテルオークラ新潟
大会長
那波 宏之
理事長
小泉 修一
世話人代表
照沼 美穂
世話人副代表
飯田 和泉
期間
2019年7月24日(水)〜25日(木)
参加人数
46名
・講師・講義タイトル

小山隆太(東京大学大学院薬学系研究科薬品作用学教室)

マイクログリアによるシナプス貪食とそのメカニズム

崎村建司(新潟大学脳研究所 モデル動物開発分野)

遺伝子操作技術の進歩は神経研究をどう変えるか

竹居光太郎(横浜市立大学大学院生命医科学研究科 生体医科学部門生体機能医科学研究室)

神経発生から神経再生医療への挑戦:転んでもただでは起きない崖っぷちサイエンス

竹林浩秀(新潟大学大学院医歯学総合研究科 神経生物・解剖学分野)

より良い研究論文を書くためのヒント 
ーJournal of Neurochemistry 編集委員の経験と不随意運動の研究からー

照沼美穂(新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生化学分野)

日本と海外での脳研究:それぞれでPIを経験してみて気づいたこと

新田淳美(富山大学大学院医学薬学研究部 薬物治療学研究室)

薬物依存関連新規分子研究を含む脳研究の魅力と私のキャリア形成 

馬場広子(東京薬科大学薬学部 医療薬学科機能形態学教室)

髄鞘研究への招待:系統発生から脱髄性疾患まで(仮)

南雅文(北海道大学薬学研究院 医療薬学部門医療薬学分野薬理学研究室)

痛いのはどうして嫌なの?:行動薬理学研究の進め方

和氣弘明(神戸大学大学院医学研究科 生理学・細胞生物学講座システム生理学分野)

イメージングで解き明かす脳の仕組み(仮)

和田圭司(国立精神・神経医療センター神経研究所 疾病研究第4部、前・日本神経化学会理事長)

生命科学の本質を考える:飛躍に結びつく発想とは

(五十音順)

・ディスカッサント
岡野栄之(慶應義塾大学医学部 生理学教室)
北村貴司(テキサス大学サウスウェスタン医学センター)
小泉修一(山梨大学大学院医学工学総合研究部 薬理学教室、日本神経化学会理事長)
田中謙二(慶應義塾大学医学部 精神神経科学教室)
尾藤晴彦(東京大学大学院医学系研究科 脳神経医学専攻基礎神経医学講座)
(五十音順)