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神経化学の若手研究者育成セミナー

日本神経化学会では,明日の神経化学を支える人材の養成を目指し,神経化学の若手研究者育成セミナー(以下、若手育成セミナー)を大会に併せて開催しております.
これまでの若手育成セミナーでは,第一線で研究に携わる講師陣が,最新の研究内容や実験手法,さらには研究者としての心構えなどについて熱心に講義し参加者と討論されてきました. 
神経化学会は深く討論することを重視する伝統がありますが,本セミナーでもこの伝統が受け継がれています. 
講義・討論・フリーディスカッションを通して,講師や参加者同士が自由に意見交換しながら,神経化学の楽しさを感じていただければと思います.

なお本セミナーには,多くの企業からのご寄附や広告協賛によるご支援をいただいております. 
厚く御礼申し上げますとともに,今後とも引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます.

神経化学の若手研究者育成セミナー開催

第12回(2019年)神経化学の若手研究者育成セミナー開催報告

2019年8月2日 09時07分 [学会事務局.]

新潟にて開催された第12回目の若手研究者育成セミナーは、多数の皆さまにご参加をいただき、無事盛会にて終了することができました。ご支援、ご協力をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

セミナーの写真をアルバムにまとめましたので、是非ご覧ください。
         



開催期間:2019年7月24日(水)~ 7 月25日(木)
開催場所:ホテルオークラ新潟(宿泊先)
講師・講義タイトル:「第12回(2019年)神経化学の若手研究者育成セミナー」頁より
世話人:「第12回(2019年)神経化学の若手研究者育成セミナー」頁より


過去の開催記録

開催場所
ホテルオークラ新潟
大会長
那波 宏之
理事長
小泉 修一
世話人代表
照沼 美穂
世話人副代表
飯田 和泉
期間
2019年7月24日(水)〜25日(木)
参加人数
46名
・講師・講義タイトル

小山隆太(東京大学大学院薬学系研究科薬品作用学教室)

マイクログリアによるシナプス貪食とそのメカニズム

崎村建司(新潟大学脳研究所 モデル動物開発分野)

遺伝子操作技術の進歩は神経研究をどう変えるか

竹居光太郎(横浜市立大学大学院生命医科学研究科 生体医科学部門生体機能医科学研究室)

神経発生から神経再生医療への挑戦:転んでもただでは起きない崖っぷちサイエンス

竹林浩秀(新潟大学大学院医歯学総合研究科 神経生物・解剖学分野)

より良い研究論文を書くためのヒント 
ーJournal of Neurochemistry 編集委員の経験と不随意運動の研究からー

照沼美穂(新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生化学分野)

日本と海外での脳研究:それぞれでPIを経験してみて気づいたこと

新田淳美(富山大学大学院医学薬学研究部 薬物治療学研究室)

薬物依存関連新規分子研究を含む脳研究の魅力と私のキャリア形成 

馬場広子(東京薬科大学薬学部 医療薬学科機能形態学教室)

髄鞘研究への招待:系統発生から脱髄性疾患まで(仮)

南雅文(北海道大学薬学研究院 医療薬学部門医療薬学分野薬理学研究室)

痛いのはどうして嫌なの?:行動薬理学研究の進め方

和氣弘明(神戸大学大学院医学研究科 生理学・細胞生物学講座システム生理学分野)

イメージングで解き明かす脳の仕組み(仮)

和田圭司(国立精神・神経医療センター神経研究所 疾病研究第4部、前・日本神経化学会理事長)

生命科学の本質を考える:飛躍に結びつく発想とは

(五十音順)

・ディスカッサント
岡野栄之(慶應義塾大学医学部 生理学教室)
北村貴司(テキサス大学サウスウェスタン医学センター)
小泉修一(山梨大学大学院医学工学総合研究部 薬理学教室、日本神経化学会理事長)
田中謙二(慶應義塾大学医学部 精神神経科学教室)
尾藤晴彦(東京大学大学院医学系研究科 脳神経医学専攻基礎神経医学講座)
(五十音順)