理事長だより2 新年度のスタート
2019年6月26日 08時01分 新しい年度を迎え、日本神経化学会の皆様もいつもとは少し違った気持ちで日々をお過ごしのことと思います。新しい元号が「令和」に決まりました。平成も残り1カ月を切り、今更ですが慌てて平成を振り返る作業をしてみました。
私が日本神経化学会に入会したのは昭和62年の第30回大会でした。塚田先生が大会長を務められた年で、偶然先生と乗り合わせたエレベーターで声をかけていただいたことを、今でも鮮明に覚えております。その後直ぐに元号は平成に替わり、平成元年に私は大学院博士課程に進学しました。平成の年数分だけ研究生活を送ってきたことになります。その間、本学会にはずっとお世話になり、鍛えられ、育てて頂き、今日までなんとか研究者としてなんとかやってこられました。平成が令和に変わるこのタイミングで、日本神経化学の舵取りをすることになり、非常に名誉に思うと共に大きな責任を感じております。少しでもご恩返しができるように、強い覚悟をもって舵取りを務めたいと思います。ただし、今はセンチメンタルな気持ちはあまり無くて、新しい時代への期待ばかりです。
さて、新しい理事、委員長、委員が決まり、日本神経化学会も新しい陣容でスタートを切ることになりました。伝統の継承も、大胆な改革も出来る、素晴らしいメンバーだと思います。会委員の皆様には、大いに期待して頂き、またどんどんご要望をお寄せ頂ければと思います。今期の理事、委員長、委員、監事のお名前、さらに理事と委員長のあいさつ文が学会のHPに掲載されております。是非ともご覧いただき、皆さんの顔と意気込みをインプットしていただければと思います。
平成31年4月