理事長だより No.8
2019年12月25日 08時00分日本神経化学会
会員 各位
2019年も残り少なくなりました。
本年は、平成と令和2つの元号を跨ぎましたので、何かとても色んなことがあり、慌ただしかったような気がしております。
会員の皆様方は、お忙しくも充実した毎日を送っていることと思います。年末にあたり、現在の日本神経化学会の活動報告の状況をお伝えいたします。
1 法人化
総会でお約束しましたように、一般社団法人としての法人格を取得するための活動をしております。一般社団法人は、申請すれば通る、と軽く考えておりましたが、適切に申請する、ためには色々やることがあることが判明いたしました。現在は、専門家の力をお借りして、規則の改定等を行って居ます。出来れば年度内に、遅くとも来年中には法人格を取得したいと思っております。
2 情報の発信・受信の強化
これまで会員の皆様の意見を直接伺う機会がなかなかありませんでした。和田前理事長は、大会期間中に「理事長と話そう」というコーナーにより、積極的に会員の皆様の意見を取り入れておりました。本年は、NEURO2019として大会が開催されましので、そのような機会を設けることが難しかったように思います。
既にお気づきの皆様もいらっしゃるかもしれませんが、出版広報委員の方々のご尽力により、日本神経化学会HPに「目安箱」というボタンが設置されました。目安箱をクリックしてコメントしていただけますと、皆様方の意見が直接私に届きます。江戸時代の本当の目安箱では、大半が役人の不正を告発するチクリの類であったとのことですが、実際の政策に役立ったものも多かったようです。例えば、小石川療養所の設置も目安箱の投書がきっかけであったと聞きます。
日本神経化学会の目安箱でも、建設的なご意見を歓迎しておりますが、苦情、陳情、チクリその他何でも結構であります。何か思うところありましたら、気軽にご意見をお寄せ下さい。皆様のふとした意見やアイデアが、日本神経化学会の活動に大きな影響を与えることになるかもしれません。よろしくお願いします。
尚、基本的には会員の方限定、実名での投稿をお願いしておりますが、匿名及び非会員の方のご意見も事務局で受け付けいたします。どうしても実名が難しい場合は、匿名でご意見をお寄せ下さい。
その他
他にも少しずつ進めておりますが、当初にくらべてペースダウンしております。これを機にまた加速しなければ、と心を新たにしているところであります。先ずは会員の皆様方の本年度のご協力に感謝すると共に、来年令和2年が皆様と本学会にとって素晴らしい年になることを祈念して年末のご挨拶といたします。
令和元年12月24日
理事長
小泉修一