理事長便り No.15
2018年9月18日 14時00分日本神経化学会
会員 各位
白露も過ぎ一層秋を感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
台風、地震が続き、被災されました地域の会員の皆さまには改めましてお見舞いを申し上げます。当会へのご要望等がございましたらご遠慮なく学会事務局までご連絡ください。
神戸での第61回大会も成功裏に終わりました。大会長の仲嶋一範先生始め大会運営に参加されました全ての方々に厚く御礼申し上げます。皆さまにとりましても、改めて大会の素晴らしさを実感された三日間ではなかったでしょうか。来年は日本神経科学学会との合同年会になります。場所は米所、新潟です。7月の開催となりますのでいつもより早めにご準備ください。公募シンポジウムが現在応募受付中です。
締切は10月9日(火)正午です。
http://www.neuro2019.jnss.org/symposium.html
神戸での大会時の理事会・総会ではいくつかの重要な事柄が決まっております。まず最初ですが、評議員の定年制が導入されました。次回ですと、2021年改選時に70歳を越えない会員が評議員の任命対象となります。評議員の流動性を保つことで、学会の一層の活性化を図っていきたいと考えております。関連しまして、当会にご貢献くださっておられる先生方の中でまだ評議員になっておられない方も多くいらっしゃると思います。会則、細則に基づき評議員2名の推薦があれば、研究歴・会員歴5年以上の会員は申請が出来ますので是非ご検討ください。若い会員の方々にも門戸を開いていきたいと考えております。
神経化学の若手研究者育成セミナーは日本神経化学会の重要なイベントですが、大会プログラム中の「若手道場」も当会の重要なイベントとして正式に位置づけられました。若手育成セミナーと並んで将来学会の目玉になると期待しております。ちなみに、育成セミナーは認知度が上がり、「研究者育成セミナー」でGoogle検索をしますと最上位に項目として挙がって参ります。皆さまも是非一度ご確認ください。
今年の育成セミナーも大変な盛り上がりを見せました。その様子はFacebookで発信しておりますので、是非ご覧になってください。世話人の先生方をはじめ運営に関わられました方々に御礼申し上げます。募集がすぐに満員になりましたので、参加が出来なかった方々も多く居られたと思います。この場を借りましてお詫びを申し上げます。
https://www.facebook.com/694342057338890/
さて、学会誌「神経化学」ですが、会員の皆さまに冊子としてお届けするのは次回が最後になります。それ以降はonline publicationになります。
冊子をご希望の場合は実費購入となります。詳しくは出版・広報委員会より御案内しますのでお待ちください。
最後に、今年は理事選挙の年になります。前回より、立候補制、電子投票となっております。改革意欲のある会員には是非理事として学会の運営を担っていただきたいと考えております。意欲のある方は是非立候補ください。規程内であれば老若男女を問いません。人材の多様性が日本神経化学会を支えます。
日ごとに涼しくなっていくかと存じます。会員の皆さまにおかれましてはどうぞご自愛ください。
平成30年9月18日
理事長
和田圭司