委員会

委員長便り

【日本神経化学会】委員長だより(ダイバーシティー推進委員会)



ダイバーシティー推進委員会の委員長を拝命しました、滋賀医大生理学講座の等 誠司です。国立精神・神経医療研究センターの村松里衣子先生から委員長を引き継ぎました。副委員長の平山友里先生を始め、7名の委員の方々(近藤 誠先生、小西博之先生、宝田美佳先生、有村奈利子先生、北岡志保先生、髙野哲也先生、藤原悠紀先生)および事務局とともに活動しております。

本委員会の目的・目標は、日本神経化学会でダイバーシティーをさらに推進することです。と言うとやや抽象的過ぎる嫌いがありますが、要はジェンダーのみならず年齢や国籍、所属する組織や場所などの能力以外の要因によって研究活動が不当に制限されないように目配りする役割かと思います。

中でもジェンダーバランスは、優先して取り組むべき課題として日本神経化学会理事会でも認識されています。ちなみに、歴代の委員長の多くが理事会執行部から選ばれている(私もその理由で拝命したと考えています)のも、学会がこの課題に真剣に取り組んでいる証左です。しかしながら、皆さまもご存知のように現・理事や委員長などの役職における女性比率は50%にはほど遠い状況です。一朝一夕には改善しにくい問題を含んではおりますが、ダイバーシティー委員会の活動を通して、小泉執行部にも働きかけて参りたいと存じます。

2023年度の委員会活動としましては、120もの学協会が加盟する男女共同参画学協会において、オブザーバー加盟学協会から正式加盟学協会にスウィッチしました。今後、いずれかの時点で運営委員会の主幹事の仕事が回ってくることが予想されます。他の学協会とも協働して、男女共同参画活動を盛り上げていく所存です。

本委員会の活動に関しまして、ご意見やご提案がございましたら、是非ともお聞かせいただけましたら幸いです。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ダイバーシティー推進委員会
委員長 等 誠司