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議事録

1999年度(平成11年度)評議員会議事録

日本神経化学会
1999年度(平成11年度)評議員会議事録

日時:
平成11年9月16日(木) 12:00~13:00
会場:
広島国際会議場
1.報告事項

1)理事長報告

評議員会に先立ち三木理事長より、従来、総会と併催していた評議員会を独立して開催した経緯について説明がなされた。

また、平成11年度第1回理事会で選出された補充理事選考について、郵送で評議員に可否を伺っていたところ、賛成122名、反対1名で了承された件が報告された。

2. 審議事項

1)評議員の役割の明確化・評議員会の活性化について

将来計画委員会の加藤委員長より、以下の提案がなされ了承された。

  • 評議員には会員の裾野を拡げていく役目を担っていただきたい。これは会員増加につながっていくことでもある。
  • 評議員には何れかの委員会に属していただき、積極的に学会の運営に参画していただく。実際の委員会活動は現行の委員を中心とするが、評議員には主に電子メールで随時意見を求め議論を進めていくようにしたい。
  • 今回、初めての試みとしてすべての委員会を対象に合同委員会を開催し、闊達な意見が交わされた。今後、評議員会は総会の議題と重複する形式的な議事は避け、この合同委員会のように、実質的な意見を直接聴取する場としていきたい。

2)神経化学会ホームページ上での会員名簿公開について

高橋出版・広報担当理事より、以下の提案がなされ了承された。

【1】経 緯
広報活動を強化するため学会ホームページの充実をはかることが委員長会議で決められた。その討議の過程で、神経化学会の会員名簿をホームページ上に公開する可能性を指摘する意見が出された。ホームページ上に会員名簿を公開している学会はまだ国内には無く、予期せぬ問題が生じる可能性が考えられるため、評議員および広報委員の先生方からの意見を電子メールを通じて集め、寄せられた意見をまとめたものを計3回再送付し問題点の洗い出しに努めた。それらを基に最終的に次のような方針案を作成した。

【2】方針案
(1)意 義

ホームページ上に会員名簿を公開することは、会員の連絡先に関する情報を手軽に入手できるため会員間の交流の促進に役立つものと期待できる。さらに学会ホームページにアクセスする機会が増えることにより、学会ホームページが共通のコミュニケーション舞台としてより身近な存在となることが期待される。

(2)問題点

ホームページ上に名簿を公開するに際して次の2点が特に重要な問題と考えられる。

1)神経化学会の活動趣旨から逸脱した不適切な目的に悪用される恐れがある。
2)ホームページ上の名簿の維持、管理が適切に行えるか。
(3)提案事項

神経化学会の日本語版ホームページに学会員の名簿を掲載する。掲載に際しては以下のような方針で運用する。

1)神経化学会の役割はあくまで会員に「場」を提供することとし、掲載に関する責任は会員各個人が負うものとする。
2)掲載内容は所属機関等の公的な情報のみとし、原則として個人情報は掲載しない。
3)掲載することを基本とするが、掲載(全部あるいは個別項目)するか否かの希望を予め葉書による調査で確認する。
4)所属変更などに伴う情報の更新は文書を通じて行い、インターネットを介した変更システムは導入しない。必要な情報の届け忘れを防止するため、決められた書式を印刷した所属変更届の葉書を学会誌に挟み込む。
5)常に最新の情報が掲載されるような管理体制を広報委員会が整備する。
6)英語版の作成に関しては、入力に必要な経費、需要などを調べた上で是非を判断する。
7)印刷版名簿は従来通り刊行する。
8)モニター制度を充実させ、ハッカーなどによる不正な進入、操作を監視する。
9)来年4月以降に実施する会員名簿改訂の調査葉書を利用して、掲載内容と掲載の希望を調査する。
(4)掲載する項目
氏名(漢字・読みがな)
所属機関、部署名
役職、肩書き
所属機関住所、郵便番号
勤務先電話番号
勤務先Fax番号
勤務先電子メールアドレス