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議事録

2001年度(平成13年度)第1回理事会議事録
理事会議事録平成13年度第1回理事会

日 時:2001年2月28日(水) 13:00~18:00

会 場:東京ガーデンパレス 「橘」

出席者:池中 一裕、岡野 栄之、熊倉 鴻之助、高坂 新一、高橋 正身

    野村 正彦、畠中  寛、馬場 明道、御子柴 克彦

    佐武  明(監事)

    三木 直正(前 理事長)

    小宮 義璋(前 科研費調査委員長)

    遠山 正彌(前 研究助成金等候補者選考委員長)

欠席者:武田 雅俊、竹田  稔、宮本 英七(理事)

    中嶋 照夫(監事)


議 題
1.理事改選結果報告
2.理事長・副理事長選出の件
出席理事による協議の後投票が行われ、理事長に御子柴 克彦 氏(東京大学医科学研究所脳神経発生・分化分野)が、副理事長に畠中 寛 氏(大阪大学蛋白質研究所蛋白質生合成部門)がそれぞれ選出された(任期はそれぞれ2003年2月末日迄)。
3.補充理事選出の件
得票数、専門分野および地域性等を考慮し、出席理事による協議の後、下記の通りの補充理事を選出した。

木山 博資 氏(大阪市大・医・解剖学)
田代 朋子 氏(青山学院大・理工・化学)
辻  省次 氏(新潟大・脳研・神経内科)
和中 明生 氏(福島県医大・生体情報伝達研・細胞科学)


4.担当理事選任の件
協議の結果、各担当理事(任期2年)を以下の通りに選任した。

庶務担当:池中 一裕 氏
会計担当:高坂 新一 氏
出版広報担当:岡野 栄之 氏

5.各委員会委員長選任の件
協議の結果、各委員会の委員長(任期2年)を以下の通りに選任した。

国際対応委員会:東田 陽博 氏
研究助成金等候補者選考委員会:馬場 明道 氏
将来計画委員会:畠中  寛 氏(副理事長)
科研費調査委員会:小宮 義璋 氏
シンポジウム企画委員会:武田 雅俊 氏
編集委員会:岡野 栄之 氏(出版広報担当理事)


6.次期監事選出の件
出席理事による協議の結果、以下の2名が監事候補者として選任され、総会で承認を得ることとした。

植村 慶一 氏(慶應義塾大学)
宮武  正 氏(昭和薬大・薬物治療学)

尚、今回の協議においても、監事は理事経験者の中から選出するという申し合せ事項や、基礎・臨床から各1名づつ選出すること等が考慮された。

7.庶務報告
池中庶務担当理事より、庶務報告が行われた。

・ 総会員数(平成12年12月31日現在) 1,845名

 名誉会員 12名

 一般会員    1,562名

 学生会員     237名

 賛助会員 22名

 団体会員 12名

・ 会員異動状況(平成12年1月1日~12月31日)

  新入会者 125名

  退 会 者 180名


8.会計報告
野村前会計担当理事より平成12年度(平成12年1月1日~12月31日)の決算報告がなされた。引き続き佐武監事より監査報告があり、了承された。

9.出版広報報告
高橋前出版広報担当理事より、報告が行われた。
(1) 「神経化学」出版の件
1号は合同大会の大会案内を掲載することもあり例年よりも早く3月末の発行を予定している。
尚、学会誌の通常号の発行部数を2000部とすることとした。
(2) 学会抄録データベースの件
前回の理事会で了承された国立情報学研究所の「学会発表データベース」と、科学技術振興事業団の「予稿集全文データ」の契約を締結した。
但し、現行での日本神経化学会の大会抄録の字数やキーワードの選定が、国立情報学研究所の「学会発表データベース」の著者用データシートのフォーマットと合わないという問題が生じていることが指摘された。学会として抄録の字数の問題等があるという事を申し入れてはどうかという意見が出た。本学会として出来る範囲で接点を持ちつつ今後も継続して審議することとした。
(3) 学術著作権協会への複写権等の委託の件
学術著作権協会と委託契約をすることが検討され了承された。

10.委員会報告の件
(1)国際対応委員会
御子柴前委員長より以下の報告がなされた。
第5回APSN会議が2001年1月28日にブリスベン(豪)でオーストラリア神経科学学会との共催で盛況に開催された。会期中にAPSNのカウンシルミーティングが開催され、財務担当が宮本英七教授から御子柴克彦教授に交代した。
第6回APSN会議は第19回国際神経化学会との併催で2003年に香港で開催される予定。

(2)研究助成金等候補者選考委員会
遠山前委員長より各財団の褒賞・助成への平成12年度の学会内申請及び採択状況が報告された。
 ・採択 日産科学振興財団 奨励研究助成  榎 戸  靖 氏(大阪大学蛋白質研究所)
尚、各財団の各助成等に対する学会内の応募が減少している。助成金等の金銭的な問題ではなく、受賞する本人の業績の一つにもなるので、是非積極的に応募するように喚起を促すようにしたい。

(3)科研費調査委員会
小宮委員長より以下の報告がなされた。

 科研費の分科・細目については現在見直しの作業が日本学術会議の常置委員会で行われており2001年4月に新しい細目(案)がまとまる予定だという情報が入っている。

(4)シンポジウム企画委員会
今年の合同大会におけるオープンシンポジウムの企画書が山脇前委員長より提出された。今回は武田雅俊教授(大阪大)をオーガナイザーに「アルツハイマー病の分子病理と創薬」をテーマとして開催される。
オープンシンポジウムは学会本部主催のシンポジウムとなるため、委員長・オーガナイザーに一任せず、委員会で審議された企画案(内容・演者)を事前に理事会に提案していただき、理事会がある程度関与していくことが確認された。

11.科研費審査委員候補者選出選挙の件

12.評議員推薦の件
今回、評議員に3名推薦があり、候補者を審査し了承されたため次回の総会に諮ることとした。
また、現在の評議員の任期は本年度の総会までとなっている。次期(任期は2005年総会終了迄)も引き続き評議員を務めていただけるかどうかの諾否を全評議員を対象に諮ることとした。

13.第44回日本神経化学会大会の件
畠中 寛大会長より日本神経科学学会との合同大会となる「Neuro 2001」の概要が説明され、了承された。

14.第45回日本神経化学会の件
野村靖幸大会長より提出された日程案が了承された。

第45回日本神経化学会大会
会 期:2002年7月17日(水)~7月19日(金)
会 場:ロイトン札幌

15.その他

(1)長期会費滞納者の件
現在、長期会費滞納者が77名いる。長期滞納者には5月に発行する平成13年度第2回目会費請求書に督促状を同封し、本年7月末までに会費の納入がない場合には除名とすることが了承された。
(2)平成13年度奨励賞選考委員会の奨励賞選考委員は1期2年だが、現在委員をお務めいただいている御子柴委員が理事長に就任されたため委員を辞退された。理事会で委員候補を推薦し投票の結果、後任委員として仙波りつ子氏(愛知県コロニー)を選出した。