理事会議事録平成14年度第1回理事会

日　時：2002年2月19日（火） 13:00～17:30

会　場：主婦会館プラザエフ 「コスモス」

出席者：御子柴 克彦、宮本 英七、池中 一裕、岡野 栄之、木山 博資、

　　　　熊倉 鴻之助、高坂 新一、高橋 正身、田代 朋子、辻　 省次、

　　　　野村 正彦、馬場 明道、東田 陽博、和中 明生

　　　　植村 慶一、宮武　 正（監事）

　　　　野村 靖幸（第45回大会長）、上原　 孝（第45回大会実行委員）

　　　　五十嵐 修一、成瀬　 聡（第46回大会実行委員）

欠席者：武田 雅俊（理事）

　　　　小宮 義璋（科研費調査委員長）　

１．庶務報告

池中庶務担当理事より、以下の報告がなされた。

（１）会員状況

　会員数（2001年12月31日現在）　　1,779名

名誉会員　　　　 13名

一般会員　 1,500名

学生会員　　　 231名

賛助会員　　　　 22名

団体会員　　　　 13名

　　新入会員（平成13年1月1日～12月31日） 　 96名

　　退会者　（　　　　　　〃　　　　　） 　164名

（2）特許法第30条第1項に基づく学術団体指定の件

　前回理事会で特許庁の学術指定団体の申請をすることが議決されたため、特許庁に

申請し承認された。

２．出版・広報報告

岡野出版広報担当理事より「神経化学」40巻4号の発行状況が報告された。今回は大

会日程の関係で通常1号に掲載される大会案内が掲載された。また、今後、各委員会

委員長の判断で必要に応じて委員会報告を随時掲載していくことが了承された。

３．委員会報告

（1）国際対応委員会

　東田委員長より下記の報告がなされた。

・ISNでは「Neurochemistry News」を年2回発行しているが、今までJSNの記事が掲載

されたことは殆どなかった。今後「Neurochemistry News」を活用して、JSNの現況や

活動状況、大会案内等を積極的に海外に紹介することが提案され了承された。

・JSNのHPのコンテンツは大半が和文で英文コンテンツは役員構成のみとなってい

る。今後、国際対応委員会で英語版のHPの原稿を作成し、積極的に海外に向けて情報

を発信することとした。

また、大会HPも同様に英語版のWebサイトをご用意いただくこととした。

（2）研究助成金等候補者選考委員会

　馬場委員長より下記の報告がなされた。

　　1.平成13年度推薦状況

　　2.平成13年度採択状況

（3）科研費調査委員会

　欠席された小宮委員長に代り熊倉委員より報告がなされた。

1.科研費調査委員会臨時委員会の件

2. 日本学術会議第4部の動向について

（4）将来計画委員会

　田代委員長より以下の報告がなされた。

科研費細目「神経化学・神経薬理学」には、他の分野（例：分子生物学等）から申請

する人が目立ち、本学会参加者との間に「ずれ」が生じている。他分野で神経化学に

関連する研究者をどうやって本学会に取り込んでいくのかを検討していきたい。

将来計画委員会で将来的な事を論じると雑談的な話し合いになりがちとなる。寧ろ理

事会ではっきりとした方針を打ちたててもらい、その方針に沿った論議を進めていく

方がより現実的だと思われる。

また、将来計画委員会では若手の会員をオブザーバーとして委員会に出席してもら

い、若い研究者の意見を積極的に聞く場としたいという提案がなされ了承された。

（5）シンポジウム検討委員会

第45回札幌大会で行われるオープンシンポジウム「心と行動を分子で読む」の企画書

が報告された。

2．会費改定の件

高坂会計担当理事より会費改定案が提案され、審議を経て正会員9,000円（現行：

7,000円）、評議員10,000円（現行：7,000円）とすることが了承された。会費改定に

関しては1997年及び2001年の総会で了承されているが、具体的な値上げ額については

検討事項となっていた。会費改定案は次回の総会に諮ることとなる。

3．評議員選任の件

4．名誉会員推薦の件

5．平成14年度奨励賞の件

奨励賞選考委員の任期については奨励賞内規2（2）で「委員の任期は2年とし、連続2

期までとする」と定められている。

平成12・13年度の選考委員の任期が終了したため、新たに平成14年度の選考委員を選

考することとした。委員は事業の継続性を考慮し、今後、半数改選とするようにし

た。

次期審査委員7名のうち半数の4名は、平成13年度から委員を務めいた委員1

名と、前期（平成12・13年度）委員のうち年齢の若い委員3名を継続委員とした。残

りの3名の審査委員については庶務担当理事が評議員から審査委員候補者を選出し理

事の投票により決めることとした。
　

6．国際関係の件

・ISN（国際神経化学会）シンポジウムの件

オーガナイザーをお務めいただいた宮本副理事長より第45回日本神経化学会で開催さ

れる同シンポジウムの概要が説明された。同シンポジウムは国際神経化学会より補助

金が支給されることが承認されている。今後も日本神経化学会大会でISNシンポジウ

ムを理事会主導で毎年開催していく事で同意を得た。

・FENSからの書簡の件

御子柴理事長宛に届いたFENS(Federation European Neuroscience Society) からの

書簡が紹介された。

７．第19期日本学術会議団体登録の件

本年は３年に1度の日本学術会議団体登録の年となる。下記の通り前回（第18期）と

同様の登録とする事が了承された。

1.脳・神経学　2.細胞生物学　3.分子生物学　4.生化学

８．科研費関連事項の件

（1）日本薬理学会との申し合せ書改定案の件

（2）科研費審査委員審査委員選出に係る規約改定の件

　上記について熊倉科研費調査委員より提案がなされ了承された。

９．第45回日本神経化学会の件

野村大会長より大会概要が説明され了承された。

第45回日本神経化学会　

　日時：2002年7月17日-19日

　会場：かでる2.7　札幌ガーデンパレス

10．第46回日本神経化学会の件

辻次期大会長より大会概要が説明された。次回は日本生物物理学会とのジョイントが

予定されている。

第46回日本神経化学会　

　日時：2003年9月24日-26日

　会場：新潟万代島コンベンション複合施設