理事会議事録

2003年度第１回理事会

日　時：2003年3月13日（木） 13:00～17:30

会　場：都市センターホテル「607」

出席者：井上　和秀、岡野　栄之、熊倉鴻之助、高坂　新一、佐藤　　真、島田　昌一、

　　　　辻　　省次、遠山　正彌、鍋島　俊隆、御子柴克彦、柳澤　勝彦

　　　　植村　慶一、宮武　　正（監事）

　　　　池中　一裕（前 庶務担当理事）

　　　　武田　雅俊（前 シンポジウム企画委員長）

　　　　田代　朋子（前 将来計画委員長）

　　　　五十嵐修一、成瀬　　聡（第46回大会実行委員）

欠席者：馬場　明道（理事）

　　　　宮本　英七（前 副理事長）

　　　　小宮　義璋（前 科研費調査委員長）、東田　陽博（前 国際対応委員長）

議　題

議事に先立ち、御子柴前理事長より前理事会の取り組み、現在学会がおかれている状況、国際問題についての概要等が報告された。

1．理事改選結果報告について

平成15年2月18日に開票された理事選挙結果について、選挙管理委員会 今井嘉紀委員長からの報告書が示された。

2．理事長・副理事長選出の件

出席理事による協議の後投票が行われ、理事長に御子柴 克彦 氏（東京大学医科学研究所脳神経発生・分化分野）が、副理事長に熊倉鴻之助 氏（上智大学生命科学研究所神経化学部門）がそれぞれ選出された（任期はそれぞれ2005年2月末日迄）。

3．補充理事選出の件

得票数、専門分野および地域性等を考慮し、出席理事による協議の後、投票により下記の通りの補充理事を選出した（任期：2005年2月末日迄）。

　　神庭　重信 氏（山梨大・医・精神神経医学）

　　高松　　研 氏（東邦大・医・生理学）

　　野村　靖幸 氏（北海道大・院・薬・医療薬学）

                                  （50音順）

4．担当理事選任の件

協議の結果、各担当理事（任期2年）を以下の通りに選任した。

　　庶務担当：岡野　栄之 氏

　　会計担当：高坂　新一 氏（留任）

　　出版広報担当：柳澤　勝彦 氏

5．各委員会委員長選任の件

協議の結果、各委員会の委員長（任期2年）を以下の通りに選任した。科研費調査委員会は委員会発足当初の役割を終了したとして発展的に解消し、新たに「脳研究推進委員会」を設置することが了承された。

　　研究助成金等候補者選考委員会：馬場　明道 氏（留任）

　　将来計画委員会：熊倉鴻之助 氏（副理事長）

　　シンポジウム企画委員会：鍋島　俊隆 氏

　　国際対応委員会：池中　一裕 氏

編集委員会：柳澤　勝彦 氏（出版広報担当理事）

　　脳研究推進委員会：辻　　省次 氏

6．庶務報告

　　池中前庶務担当理事より庶務報告が行われた。

7．会計報告

高坂会計担当理事より平成14年度（平成14年1月1日～12月31日）の決算報告がなされた。引き続き植村監事より監査報告があり、了承された。

8．出版広報報告

岡野前出版広報担当理事より、平成14年度の学会誌の刊行状況及び学会HPについて報告が行われた。

9．委員会報告の件

　　（1）将来計画委員会

田代前委員長より報告がなされた。

（2）研究助成金等候補者選考委員会

欠席された馬場前委員長より平成14年度の各財団の褒賞・助成に対する学会内の応募状況の報告書が理事会宛に提出された。

　（3）科研費調査委員会

欠席された小宮前委員長より理事選出選挙と同時に行われた「平成16・17年度科学研究費審査委員候補者選出選挙経過」についての報告書が理事会宛に提出された。

　（4）シンポジウム企画委員会

武田前委員長から提案された第46回日本神経化学会（新潟大会）でのオープンシンポジウム企画案について演者、内容を検討し最終案を取りまとめた。

（5）国際対応委員会

欠席された東田前委員長より学会誌「神経化学」次号において「ISN/APSN Joint Meeting 2003への参加とISN会員への登録呼びかけ」を掲載することが書面で報告された。

10．評議員推薦の件

　今回、評議員に3名の申請があり、候補者を審査し了承されたため次回の総会に諮ることとした。

11．名誉会員推薦の件

　今回、名誉会員に3名の方の推薦があった。今回の審議を経て次回の理事会で再度確認の上、候補者を総会に推薦することとした。

12．第46回日本神経化学会大会の件

　辻大会長より大会案内(案)、プログラム(案)が提案され了承された。

13．第47回日本神経化学会の件

遠山正彌次期大会長より提出された日程案が了承された。

14．その他

（1）ISN/APSNサテライトシンポジウムの件

鍋島理事よりISN/APSN2003に先立って開催されるサテライトシンポジウムの概要説明と日本薬学会第123年会シンポジウムの説明がなされた。

（2）「世界脳週間2002」結果報告の件

本学会が協賛した「世界脳週間」が終了し、脳の世紀実行委員会より事業報告書が提出された。

（3）臨時理事会開催の件

今回の理事会で選任された補充理事を迎え、早急に臨時理事会を開催し、今期の学会の方針を定めることにした。

（4）ISN理事選挙の件

現在、ISNの理事には日本から御子柴克彦氏がなられているが今期で任期満了となる。近々、ISNの次期理事選挙が行われるが、日本としては池中一裕氏を次期理事候補として推薦していくこととした。