会則・役員・議事録・投稿
日本神経化学会
2005 年度第 1 回理事会議事録
- 日時: 2005 年 3 月 24 日(木) 13 : 00 ~ 17 : 00
- 会場:(財)国際医学情報センター 第 4 会議室
- 出席者:
御子柴克彦、熊倉鴻之助、岡野栄之、神庭重信、池中一裕、井上和秀、木山博資、黒木俊秀、佐藤 真、島田昌一、武田雅俊、辻 省次、遠山正彌、 仲嶋一範、鍋島俊隆、野村靖幸、東田陽博、柳沢勝彦、米田幸雄、植村慶一、宮武 正(監事)、岡野 ジェイムス洋尚(選挙管理委員長)
- 欠席者:
高坂新一、高松 研、馬場明道
- 理事改選結果について
平成 17 年 2 月 18 日に開票された理事選挙結果について選挙管理委員会岡野ジェイムス洋尚委員長から以下の通り報告された。
日本神経化学会細則第 2 条および同代 4 条の規定により理事選挙を実施しましたところ、下記の通りの結果となりましたのでご報告申し上げます。
記
(1) 選挙結果 1. 選挙日程 神経化学 第 43 巻 4 号( 2004 年 12 月 20 日発行)公示の要領に従い実施した。
2. 投票用紙の開票 発送総数 1,322 通(但し受取人不明で 4 通は返送された) 投票通数 379 通(投票率 28 .7 %) 有効通数 370 通 無効数 締切日後到着 5 通 小封筒に入っていなかったもの 4 通 白票 52 通 無効票 2 通 3. 開票場所
(財)国際医学情報センター3階 会議室4. 開票立会人 田畑 秀典
久永 真市5. その他
氏名の誤記等については、特定の被選挙人と判別できる場合には有効とした。(2) 得票順位 当選 1 池中 一裕 (自然科学研究機構生理学研究所) 同 2 米田 幸雄 (金沢大学大学院自然科学研究科) 同 3 木山 博資 (大阪市立大学大学院医学研究科) 同 4 武田 雅俊 (大阪大学大学院医学系研究科) 同 5 仲嶋 一範 (慶應義塾大学医学部) 同 6 東田 陽博 (金沢大学大学院医学系研究科) - 理事長・副理事長選出の件
出席理事による協議の後、理事長に遠山正彌 氏(大阪大・院・医学系研究科)が、副理事長に池中一裕 氏(自然科学研究機構生理学研究所)がそれぞれ選出された(任期は 2007 年 2 月末日迄)。
- 補充理事選出の件
得票数、専門分野および地域性等を考慮し、出席理事による協議の後、理事選挙結果を参考に理事による投票を行い下記の通り補充理事候補を選出した。 補充理事は細則第 2 条により 3 名と定められ、評議員会の承認事項となるため、前例に倣い文書で評議員に可否を伺うこととした。
田代 朋子 (青山学院大・理工・化学) 西川 徹 (東京医科歯科大・院) 和中 明生 (奈良県立医科大) - 担当理事選任の件
協議の結果、各担当理事(任期 2 年)を以下の通りに選任した。
庶務担当: 田代 朋子 会計担当: 井上 和秀 出版広報担当: 柳澤 勝彦 - 各委員会委員長選任の件
協議の結果、各委員会の委員長(任期 2 年)を以下の通りに選任した。
将来計画委員会: 御子柴 克彦 国際対応委員会: 池中 一裕 (副理事長) 研究助成金等候補者選考委員会: 佐藤 真 脳研究推進委員会: 辻 省次 シンポジウム企画委員会: 東田 陽博 出版広報委員会: 柳澤 勝彦 (出版広報担当理事) なお、将来計画委員会と脳研究推進委員会は連携して運営することとなった。
- 庶務報告
岡野庶務担当理事より、庶務報告が行われた。
・総会員数 1,631 名( 2005 年 3 月 22 日現在) 名誉会員 19名 一般会員 1,318 名 学生会員 262 名 賛助会員 22 名 団体会員 10 名 ・総会員数 1,631 名( 2005 年 3 月 22 日現在) 新入会者 86 名 退 会 者 99 名 尚、入退会者の会員種別内訳は新入会員 86 名(正会員 33 名・学生会員 52 名、賛助会員 1 社)退会会員 99 名(正会員 75 名・学生会員 23 名、賛助会員 1 社)だった。会員数を増加するために島田理事を中心に小委員会を作り会員の動向を検討する。将来計画委員会においても必要であれば検討することとした。
- 会計報告
高坂会計理事欠席のため同理事の指示により事務局から平成 16 年度決算案ならびに、参考として平成 18 年度予算案について報告が行われた。
- 出版・広報報告
柳澤出版広報担当理事より以下の報告がなされた。
(1) 学会誌「神経化学」44 巻 1 号の校正が終了。 (2) 機関誌の予算オーバーについては若手研究者の研究成果を発表する企画を試み、カラー印刷が増えたためと予想される。 (3) 学会ホームページについては今まで三木直正氏が作成していたが、 2005 年 4 月から学会事務局に移管された。今後は国際化に対応したホームページ英語版の作成、会員検索システムの構築等をしていく予定であるが、昨今の個人情報保護の問題もあるが、鋭意作業を進めて行きたい。 (4) Eメール配信についての対応ついて
E-mailアドレスを学会からの連絡に使用するため、個々の会員に同意を求める記事を雑誌に掲載したが、メール返信が 31 通と少なく、今後も雑誌にも掲載することした。検討の結果、会員の同意を得るため以下 3 通りなどの方法をも含め、対応を検討することとした。a ) 次回大会の受付に緊急時の連絡先としてアドレスを記入してもらうようボックスを用意する b ) 入会登録、参加登録する際にアドレスを記入してもらう c ) 会費振込み用紙にアドレスを記入するようにする (5) 国際化に対応するため、ISNの入会案内を毎号掲載する。 (6) ISNの機関誌に日本神経化学会の活動を掲載する方向で検討を行う。 諸活動については出版広報委員会、第 48 回日本神経化学会大会については神庭大会長が原稿を作成し広報でまとめる。その際に学会設立年度を強調するようにする。 (7) 機関誌発行と広報の役割を委員長一人で行うにはかなり負担になるため出版広報委員会を設立し、委員会メンバーで役割を分担し体制を強化する。 - 委員会報告
(1) 国際対応委員会 池中委員長より以下の報告がなされた。
文部科学省はアジアを重視しており、今後は国際的なアジアを中心とした学術セミナーやアジアの研究教育拠点形成を考えた予算を組んでいる。今後はアジアとの関係をどうするかがポイントである。しかし、本学会の予算には限界があり国に働きかけるなどいかにしてAPSNに対応できるか委員を選び検討をすすめて行きたい。(2) 研究助成金等候補者選考委員会 馬場委員長欠席のため特に報告はなかった。
(3) 脳研究推進委員会 辻委員長より以下の報告がなされた。
2004 年 9 月に評議員にアンケートをお願いし、現在まとめている最中である。(4) シンポジウム企画委員会 鍋島委員長より以下の報告がなされた。
理事会企画オープンシンポジウムは 9 月 29 日 16 : 00 ~ 18 : 30 に開催する。
座長は鍋島俊隆(名古屋大学医学部)、岡野栄之(慶應義塾大学医学部)の両氏。 - 評議員推薦の件
今回、評議員に 2 名の申請があり候補者を審査し了承された為、次回総会に諮ることとした。また、現在の評議員の任期は本年度の総会までとなっているため、次期(任期は 2009 年総会終了迄)も引き続き評議員を引き受けていただけるかの諾否を全評議員に諮ることとした。
- 第 48 回( 2005 年度)日本神経化学会の件
神庭重信理事より大会の進捗状況の報告がなされた。
- 第 49 回( 2006 年度)日本神経化学会の件
鍋島俊隆理事より、会期は 2006 年 9 月 14 日~ 16 日開催、会場は名古屋国際会議とする報告がなされた。
- 第 50 回( 2007 年度)日本神経化学会の件
高坂新一理事欠席のため、熊倉鴻之助理事より以下の報告がなされた。 会期は 2007 年 9 月 10 日~ 12 日 会場はパシフィコ横浜である。日本神経科学学会との合同大会により神経化学会として会期が 3 日では短いのではないかとの意見もあるため、 1 日延期する場合は 9 日とする方向で、高坂大会長が検討を進めている。この点については次回理事会において検討する。
- プログラム編成ガイドラインの件
熊倉鴻之助理事より報告がなされた。 前理事会の要請により日本神経化学会大会プログラム編成のガイドライン(最終案)を作成。将来計画委員会が行ったアンケート結果をもとに、従来の利点を生かしつつ、今後の大会プログラムの編成に役立てるために作成した。ガイドラインの内容に関しては理事会で検討し、必要であればワーキンググループを立ち上げる。
- 特許申請のための抄録公開開始日の件
岡野理事より報告がなされた。第 30 条の抄録公開開始日について抄録集印刷日とするか、日本神経科学学会と発行日が異なる場合もあり、検討の上報告する。
- 名簿のホームページ掲載の件
過去の理事選挙の有権者名簿が掲載されていたため問い合わせがあり、個人情報保護の観点からホームページから削除した。
- 余剰金の繰入の件
辻理事の申し出により平成 15 年度大会(新潟)の決算余剰金を日本神経化学会一般会計へ繰入ることとした。
以上