会則・役員・議事録・投稿

議事録

2005年度(平成17年度)総会議事録

日本神経化学会
総会議事録

  1. 日時: 2005 年 9 月 29 日(木)
  2. 場所:JALリゾートシーホークホテル福岡(アルゴスE・F)
  3. 出席:出席 59 名、委任状 111 名(会員総数 1695 名、定足数 170 名)
  4. 議事:総会定足数の関係で、下記議案は一部前後して議事が進められた。
    1. 理事長報告

      遠山理事長より、理事会、評議員会で議論した内容(本学会のあり方、若手の育成、学会の国際化、連合形式の学術集会など)について報告があった。

    2. 庶務報告

      田代庶務担当理事より、平成 17 年度理事改選結果、並びに会員構成の現況(総会資料 1 頁)について報告があった。

    3. 会計報告

      第 8 号議案、第 9 号議案で報告する。

    4. 出版・広報報告

      柳澤出版広報担当理事より、委員会活動について報告があった。

      本委員会では、学会機関誌の編集・発行、会員ネットワークの構築(E-mailによる情報発信を含め)、広報活動(HPの管理、英語記事、市民への広報など)について、検討を重ねている。

    5. 第 48 回大会報告

      神庭大会長より、第 48 回大会について報告があった。(詳細、『神経化学』抄録号参照)

    6. 各種委員会報告
      1. (1) 将来計画委員会

        本委員会は、学会のあり方(活動方針)を協議、立案するなど重要な役割を担っている。今後、関連学会との連携(合同、連合)、若手研究者の育成、学会発表のあり方(Oral Presentationの重要性)、学会の国際化(英語での発表、更にISN、APSNなど国際学会への対応)・・・等々について議論していく。(御子柴委員長より説明)

      2. (2) 脳研究推進委員会

        辻委員長欠席のため報告なし。

      3. (3) 国際対応委員会

        池中副理事長(国際対応担当)より、委員会活動について報告があった。

        本委員会は、主にISN、APSNへの対応窓口として活動している。ISN大会(インスブルック)時に、両国際学会の理事会が開かれた。主な協議内容は以下の通りである。

        ISN執行部が刷新された。今回、日本から一人も新執行部に入らなかった。学会の国際化のためにも、次回は日本から是非理事を出したい。今後のISN大会は、2007 年(カンクーン)、2009 年(プサン)である。

        APSN関連では、2006 年APSN大会(シンガポール)、APSN理事選挙の件、2008 年APSN大会に関する件などが論じられた。

        なお、現在、APSN会員を募集している。従来、National Societiesの会員は自動的にAPSN会員になっていた。今後、この制度は廃止され、個人単位での入会になった。本学会会員も出来るだけ国際学会の会員になることを薦める。

      4. (4) 出版広報委員会

        第 4 号議案で報告済み。

      5. (5) 研究助成金等候補者選考委員会

        今後、HPで応募状況をPRする。(佐藤理事より)

      6. (6) シンポジウム企画委員会

        大会企画のガイドラインを協議している。なお、今夕「理事会企画オープンシンポジウム」が開催される。

    7. 平成 17 年度奨励賞選考結果の報告

      西澤選考委員長より、選考委員会での審査結果について報告があった。(総会資料 6 頁)昨日、受賞者 4 名による「奨励賞受賞シンポジウム」が行われた。現在、最優秀賞の選考中である。今夕、選考結果を発表し、懇親会で奨励賞授与式を行い表彰する。

    8. 平成 16 年度決算の件

      井上会計担当理事より、平成 16 年度決算書(総会資料 2 頁)について説明があり、引き続き植村監事より監査報告(資料 3 頁)があった。平成 16 年度決算書は承認された。

    9. 平成 18 年度予算の件

      井上会計担当理事より、平成 18 年度予算案(総会資料 4 頁)について説明があった。

    10. 評議員選任の件

      協議の結果、評議員候補者 9 名(総会資料 5 頁:新評議員候補者名簿)を全会一致で新評議員に選任した。

    11. 監事選任の件

      小宮義璋、三木直正両氏の監事選任を全会一致で承認した。(任期は平成 21 年度総会終了まで)(総会資料 6 頁)

    12. 第 49 回大会( 3 学会合同年会)準備状況

      鍋島理事(大会長)より、3 学会合同年会(平成 18 年 9 月:名古屋)の準備状況について報告(映像による)があった。主題は「分子から読み解く精神機能と疾患」である。 各位の参加を期待している。

    13. その他

      残りの時間(約 15 分)を利用して、「本学会のあり方」について議論した。

      (要旨)

      本総会でも、学術集会のあり方(合同か、連合か)、国際学会、若手の育成などが話題に上った。本件は、理事会、評議員会での結論とほぼ同様な意見であった。

      評議員会と総会のあり方について、両会議を合同で開催する案が出された。限られた学会会期中で時間を有効に使えると考える。本件は、次回理事会で協議することになった。

      第49回大会は実質的には緩やかな連合と考えられる。若手を如何に引き込むか、オーラルセッションを重視(多少シンポジウムを減らしても)、更に、ポスターセッションでの討論を充実させて欲しい。(第49回大会への要望)

      奨励賞受賞者シンポジウム(初日午前)の参加者が少なかった。他セッションとの関係もあるが、十分な議論をして欲しかった。今後、プログラム編成の際、検討が望まれる。


    以上を以て、平成17年度総会を閉じた。

    【参考事項】各議案の詳細は、「理事会議事録」並びに「評議員会議事録」を参照。