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議事録

2010年度(平成22年度)第2回理事会議事録

日本神経化学会
2010年度第2回(臨時)理事会議事録

日時:
2010年5月11日(火)13:30-15:30
会場:
(財)国際医学情報センター2階「第2会議室」
出席者:

髙坂新一(理事長),井上和秀(副理事長),岡野栄之(庶務担当),島田昌一(会計担当),
今泉和則(出版・広報担当),熊倉鴻之助,塩坂貞夫,白尾智明,西川徹(以上 理事),
野村靖幸(監事),和田圭司(奨励賞選考委員会委員長),米田幸雄(第54回大会長)

委任状:

神庭重信,遠山正彌,御子柴克彦,柳澤勝彦,田代朋子,和中明生(以上 理事),
鍋島俊隆(監事),池中一裕(将来計画委員会委員長)

議 題

議事に先立ち,髙坂新一理事長より委任状を含め定数を満たしている旨報告され,本理事会の成立が確認された。また,議案について説明された。


【報告及び審議事項】

1. 第56回(2013年度)大会について

髙坂新一理事長より,日本神経科学学会との合同大会(Neuro大会)となる第56回(2013年度)大会について,以下の通り報告された。


Neuro大会は現在,完全な合同大会となっているが,各学会の特色を打ち出せるよう,ゆるやかな連合での開催を日本神経科学学会へ提案したい。
一方,日本生物学的精神医学会が2013年のWFSBP(World Federation of Societies of BiologicalPsychiatry)大会を誘致し,京都での開催が決定されたが,これに日本神経科学学会が連携を模索している旨,日本神経科学学会津本忠治会長より連絡いただいた。
当会は,日本生物学的精神医学会とゆるやかな連合を行った経験があり,会員の研究領域にも深く関連があるため,日本神経科学学会及びWFSBPに対し,ゆるやかな連合を提案したいが如何か。


活発な議論の結果,日本神経科学学会及びWFSBPに対し,ゆるやかな連合を提案することで概ね合意した。 

また,2013年にWFSBPと連合大会を開催することと決した場合,2011年度WFSBP大会(チェコ・プラハ)にて当会理事長(髙坂新一氏),日本生物学的精神医学会理事長(武田雅俊氏),日本神経科学学会理事長(津本忠治氏)によるシンポジウムが企画されるとのことであった。
なお,当会では2011年に理事選挙が予定されているため,同シンポジウムには,WFSBP大会開催時点の理事長が参加する旨確認された。


さらに,2013年度及び2014年度の大会長について議論され,2013年度は木山博資氏(大阪市立大学),2014年度は塩坂貞夫氏(奈良先端科学技術大学院大学)を総会へ推薦することと決した。

2. 第55回(2012年度)大会について

池中一裕第55回大会長欠席のため,米田幸雄第54回大会長より以下の通り,代理報告された。
なお,本議案での議論は,髙坂新一理事長及び米田幸雄第54回大会長より池中一裕第55回大会長へ報告されることとなった。

1)プログラム委員会
第55回(2012年度)大会は,APSNとの合同大会となり,以下の通りプログラム委員会の構成が提案された。
委員長1名
Past Chair1名(和中明生氏)
委員APSNより5名
当会より5名

議論の結果,当会より以下の通りAPSNへ要請し,回答を得た上で再審議することとなった。

1)組織委員会の構成について,具体的に説明願いたい。
2)プログラム委員会には,実行委員長にも参加いただきたい。
3)財務管理体制について説明願いたい。
2)プログラム委員長
プログラム委員長として,韓国高麗大学医学部 Sun Woong氏がAPSN理事会にて選出されたとのことであった。当会の承認も得たいとの要請があり,議場に諮ったところ,承認することとなった。
3)当会からのプログラム委員
池中一裕氏,柳澤勝彦氏,西川徹氏,田代朋子氏,仲嶋一範氏が候補として挙げられた。
議論の結果,池中一裕氏は大会長であるため専任の委員が参加する方が好ましいとのことで,池中一裕氏の推薦により新たな候補者1名を選出することとなった。
4)会期
9/29(土:welcome receptionのみ)~10/2(火)での開催が提案され,了承された。なお,日本生物学的精神医学会との連合が予定されており,同学会の会期は9/28(金)~9/30(日)とのことであった。
3. 第54回(2011年度)大会について

米田幸雄第54回大会長より以下の通り,準備状況が報告された。

  • 2011年9月26日(月)~28日(水)に「瑠璃光」(石川県金沢市)にて開催予定である。
  • 不況により寄付金が集まりにくい状況にあるため,会計状況によっては,海外招聘シンポジストや非会員シンポジストの招聘費等はオーガナイザーにご協力願いたいと考えている。
  • 若手育成セミナーを引き続き開催したい。

また,第54回大会より日本神経学会専門医のポイント取得対象となるため,大会概略が決定次第,日本神経学会へ必要書類を提出することが確認された。

4. 若手育成セミナーについて

髙坂新一理事長より,募金状況が芳しくない旨報告された。
若手育成セミナーは当会の重要な事業であるため,各理事の更なる尽力が求められた。
議論の結果,協賛企業を対象とした広告を企画してはどうかとの意見が出され,1)セミナー抄録を作成し広告を掲載する。2)学会HPにセミナー特設ページを設けバナー広告を掲載する。の2案について,検討を進めることとなった。

5. 国際対応委員会について

和中明生国際対応委員会委員長欠席のため,資料にて第10回APSNミーティング及び若手海外派遣プロジェクトについて報告された。

6. その他
  • 新評議員の推薦について審議され,候補者1名の推薦が承認された。
  • 若手研究者へのアピールや育成について議論され,討論を重視する姿勢を継続していくことが確認された。

以上を以て予定した全ての議事を終了し,本年度第2回(臨時)理事会を閉じた。