若手道場

第64回若手道場優秀発表賞授賞式

2021年10月28日 12時44分
第64回日本神経化学会大会 
若手道場優秀発表賞授賞式


10月25日に第64回日本神経化学会大会(奈良大会)における若手道場の優秀発表賞のリモート授賞式を開催いたしました。
12名の優秀発表賞受賞者の皆様が参加された他、慶應義塾大学・岡野理事長、奈良県立医科大学・和中大会長、新潟大学・照沼若手育成委員会委員長が出席し祝福致しました。

以下の写真と動画リンクが授賞式の様子です。

受賞者の皆様、このたびは受賞おめでとうございます。



授賞式動画はこちら(facebookからご覧ください)


(受賞者発表の記事はこちら)

第64回若手道場優秀発表賞受賞者の発表

2021年10月6日 09時53分
第64回日本神経化学会大会 
若手道場優秀発表賞受賞者の発表


第64回日本神経化学会大会の若手道場は35演題の登録がありました。全ての演題でとても活発な質疑応答が行われ、各発表者の研究に対する熱い思いが感じられる素晴らしいものとなりました。各グループ3名の審査員による審査が行われ、12名の方に優秀発表賞を授与することとしました。
 
受賞者は以下の通りです。(50音順)

稲垣 良(東北大学)
ATP感受性カリウムチャネル Kir6.1の扁桃体依存性恐怖記憶の形成における役割

抱 将史(京都大学)
慢性脳低灌流に伴う認知機能障害および白質傷害に対するTRPA1の保護的役割

加瀬 義高(慶應義塾大学)
ヒトのニューロンにおける神経突起伸長メカニズムの解明と神経突起伸長化合物の探索

川邉 陸(九州大学)
侵害刺激は下行性ノルアドレナリン神経シグナルを介して脊髄後角アストロサイトを活性化する

榑松 千紘(名古屋市立大学)
ミクログリアはフォスファチジルセリン依存的に成体新生ニューロンのシナプスを貪食する

須山 真聡(富山大学)
ニクジュヨウエキスによる後縦靭帯骨化症モデルマウスの運動機能改善作用

銭 映美(慶應義塾大学)
ヒト多能性幹細胞から誘導される抑制性神経細胞のサブタイプごとの可視化の試み

辰本 彩香(同志社大学)
タウの欠損が微小管の安定性およびその他の微小管結合タンパク質に及ぼす影響


長瀬 綸沙(富山大学)
骨格筋萎縮はヘモペキシン分泌を増加させアルツハイマー病の認知障害発症を加速する

西川 将司(愛知県医療療育総合センター)
知的障害責任分子RAC3の大脳発達における生理機能と分子病態機構の解明

松本 真実(生理学研究所)
正常脳と傷害脳内において鎖状移動する新生ニューロンの細胞間接着制御

横山 貴一(慶應義塾大学)
髄鞘形成前オリゴデンドロサイトを可視化する


審査の結果はいずれも僅差であり、今回受賞できなかった方々もまた次回以降チャレンジしていただければと存じます。また受賞された方々はこれを励みに更なる飛躍を期待しております。


第64回日本神経化学会大会大会長
和中明生
 
若手育成委員会委員長からの総評:
本年の若手道場は録画(もしくはライブ)での10分の研究発表と10分のライブでの質疑応答により執り行われました。発表者全員がしっかりと発表時間を守りつつ、それぞれ工夫を凝らした発表をされていたと思います。また、質疑応答ではきちんとした受け答えができており、皆さんがしっかりと自分の研究テーマを理解して発表していたことがわかりました。積極的に質問する姿勢も良かったです。今回から、審査員の方から発表者の皆さんに個別にコメントを頂いております。これからメールで順次送らせていただきますので、今後の研究活動の参考にしていただければ幸いです。
残念ながら受賞に至らなかった方は、今回の若手道場で学んだことを生かして、来年以降も引き続き挑戦していただきたいと思います。また、受賞者の皆さんもこれに満足することなく、今後も若手道場を研究者として成長する場所の一つとして捉え、引き続きご参加いただければと思います。


若手育成委員会委員長
照沼美穂
 
 


授賞式の様子はこちら

第63回若手道場優秀発表賞受賞者の発表

2020年9月16日 17時54分
お知らせ
第63回日本神経化学会大会 
若手道場優秀発表賞受賞者の発表
 

第63回日本神経化学会大会の若手道場は15演題の登録がありました。各グループ4名の審査員による審査が行われましたが、全ての演題でとても活発な質疑応答が行われ、各発表者の研究に対する熱い思いが感じられる素晴らしいものとなりました。優秀な発表が多かったことから、本年は6名の方に優秀発表賞を授与することとしました。受賞者は以下の通りです。
 
若手道場優秀発表賞受賞者  (受賞者の声はこちら

大野 瑛明 (九州大学大学院医学研究院整形外科)
演題:「脊柱管狭窄に伴う慢性疼痛発症における脊髄後角アストロサイトの役割」
 
須山 真聡 (富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域)
演題:「新規マイオカインのPKM2は慢性期脊髄損傷の運動機能を回復する」
 
長瀬 綸沙 (富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域)
演題:「認知症発症を加速する骨格筋分泌性因子」
 
西田 遼平 (横浜市立大学大学院生命医科学研究科)
演題:「記憶機能における神経回路形成因子LOTUSの機能解析」
 
萩田 彩香 (同志社大学生命医科学部医生命システム学科)
演題:「マウス脳においてリン酸化がもたらすタウの微小管結合能への影響」
 
楊 熙蒙 (富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域)
演題:「Diosgeninがアルツハイマー病モデルマウスの脳内において軸索を再伸長させる分子メカニズムの解明」
 
(50音順)
 
受賞者には後日賞状が授与されます。
 
若手育成委員会委員長からの総評:
本年の若手道場は形式が変更になったにも関わらず、審査員、各グループの発表者、そして一般の参加者によるとても活発な質疑応答がなされ、参加者の熱意がとても感じられました。また若手研究者の成長を垣間見ることができて非常に嬉しく思います。どの発表も素晴らしく、発表者がとても丁寧に質問に答えているのが印象的でした。残念ながら受賞に至らなかった方は今回学んだことを生かして、来年以降も引き続き挑戦していただきたいと思います。また、受賞者の皆さんもこれで満足することなく、今後も若手道場を研究者として成長する場所の一つとして引き続きご参加いただければと思います。
 
 
第63回日本神経化学会大会大会長
馬場広子
若手育成委員会委員長
照沼美穂

第63回若手道場優秀発表賞受賞者の声

2020年9月16日 16時03分

大野 瑛明 (九州大学大学院医学研究院整形外科)
演題:「脊柱管狭窄に伴う慢性疼痛発症における脊髄後角アストロサイトの役割」

この度は素晴らしい賞を頂戴し大変光栄に存じます。九州大学大学院薬学研究院ライフイノベーション分野 津田誠教授、高露先生並びに研究室の皆様に感謝申し上げます。私は日々の臨床で出会う機会の多い『脊柱管狭窄症』に伴う慢性痛発症における脊髄後角アストロサイトの役割を発表させて頂きました。発表の場で頂戴した多くのご助言を元に、今後も研究に謹んでいきますので、今後もご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。



須山 真聡 (富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域)
演題:「新規マイオカインのPKM2は慢性期脊髄損傷の運動機能を回復する」

今回はこのような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思っています。私は現在、生薬成分による慢性期脊髄損傷での運動機能改善とそのメカニズム解明に対する研究を行っています。今回の、日本神経化学会で学んだ様々な観点からの考えを、これからの研究に生かしていきたいです。また、より多くの方が生薬の可能性を知ってもらえるように今後も精力的に研究に励んでいきたいと思っています。 宜しくお願い致します。



長瀬 綸沙 (富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域)
演題:「認知症発症を加速する骨格筋分泌性因子」

この度、若手道場におきまして、優秀発表賞を拝受いたしました。このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。また、大会がWeb開催となり、イレギュラーな状況下で柔軟に対応していただきました大会関係者の皆様に深く御礼申し上げます。現在、富山大学和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域にて、認知症発症を加速させる骨格筋分泌性因子の研究を行っております。将来は、認知症を発症させない戦略の確立を目指し、より一層研究に精進していきたいと思います。日本神経化学会の皆様、今後とも宜しくお願いいたします。



西田 遼平 (横浜市立大学大学院生命医科学研究科)
演題:「記憶機能における神経回路形成因子LOTUSの機能解析」

この度は大変栄えある賞を頂きましてありがとうございます。私自身、2017年の仙台大会に参加して以来、若手道場の場で発表することを目標として日々研究して参りました。この度はその舞台で発表をさせていただき大変恐縮ながら賞を拝受致しましたことを心から感謝申し上げます。今後とも精進してまいりますのでご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。




萩田 彩香 (同志社大学生命医科学部医生命システム学科)
演題:「マウス脳においてリン酸化がもたらすタウの微小管結合能への影響」

この度は、コロナ禍にも関わらずこのような発表の場をご用意頂き、さらに優秀発表賞を拝受できましたことを大変うれしく思います。たくさんの質疑応答コメントを通して、より深く自身の研究について考える良い機会となりました。昨年のNEURO2019にて若手道場の発表を初めて聞いた際、若手研究者と先生との熱い議論がとても印象的だったのを覚えています。その時から、来年は若手道場で発表するぞ!と決意し、若手道場で通用するレベルの成果や知識、発表能力を身につけようと日々研究に邁進して参りました。今後は、微小管非結合型タウに着目したアルツハイマー病発症機構の解明を目指します。これからも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。



楊 熙蒙 (富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域)
演題:「Diosgeninがアルツハイマー病モデルマウスの脳内において軸索を再伸長させる分子メカニズムの解明」

この度は若手道場優秀発表賞をいただき、大会関係者の皆様に深く感謝申し上げます。今年は異例のオンライン開催になりましたが、若手道場では例年以上に数多くのご質問とご助言を頂き、これからの研究生活にとって貴重な道標となりました。私の夢は、“認知症を根本的に治すこと”です。まだスタートラインに立ったばかりですが、真に社会に貢献する研究を遂行できるよう、これからも日々精進して参りたいと思っております。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。