第32回 脳科学若手の会 夏の談話会 開催のお知らせ
この度、脳科学若手の会は、第32回 夏の談話会を開催いたします。
本談話会では、山梨大学 医学部 薬理学講座 小泉 修一 先生を講師としてお招きし、「グリア細胞の移植・置換で脳は救えるのか?」 をテーマに、グリア細胞や再生医療の研究についてお話しいただきます。さらに、順天堂大学のキャンパスツアーも実施予定です。詳細については脳科学若手の会HP( https://brainsci.jp/ ) に記載がございますので、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。
【イベント概要】
名称: 脳科学若手の会 夏の談話会 「グリア細胞の移植・置換で脳は救えるのか?」
日時: 6月14日(土) 13:00-
場所:順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス
参加費:無料
英語通訳等:なし(No English interpretation or related services available.)
【参加者】
神経科学・脳科学に興味がある大学生、大学院生、ポスドクなど
【講師】
山梨大学 医学部 薬理学講座 教授 /山梨GLIAセンター センター長
小泉 修一先生
【講演要旨】
脳は1000億個の神経細胞とその数倍もの数のグリア細胞とから構成されている。これまで脳の中核機能は神経細胞が紡ぐ複雑なネットワークの活動により担われていると考えられてきた。しかし、グリア細胞もまた情報の処理・発信で中心的な役割を果たしている。「ミクログリア」は、脳内唯一の自然免疫細胞であるが、免疫細胞としての役割を大きく超えた機能、例えばシナプスの新生、貪食による刈込み、さらに神経細胞の興奮性制御など、脳の機能制御で非常に重要な役割を果たす。従って、ミクログリアの異常は脳の機能異常に直結する。脳の移植、と言えば神経細胞の移植であるが、グリアを移植して脳を変えることは出来ないのだろうか?本日はその疑問に答えたいと思います。また本件について、皆さんと色々議論したいと思います。
【タイムテーブル】
13:00 - 13:15 受付・開場
13:15 - 13:30 開会式(15分)
13:30 - 15:00 小泉先生ご講演(90分)
15:00 - 15:30 質疑応答(30分)
15:30 - 15:40 休憩(10分)
15:40 - 16:20 順天堂大学の紹介プレゼン & 学内ツアー
16:20 - 16:30 閉会式(10分)
【参加登録】
Googleフォームに必要事項をご記入をお願いいたします。
・応募フォーム: https://forms.gle/dQSTNH4uyeJLCRnR7
応募締切: 2025年6月11日(水)
【お問い合わせ】
ご不明点がございましたら、脳科学若手の会 ( brainsci.jp@gmail.com ) へお気軽にご連絡ください。