会則・役員・議事録・投稿

議事録

2013年度(平成25年度)総会議事録
日本神経化学会
2013 年度総会議事録

日 時:2013 年 6 月 21 日(金)14:30~15:20
会 場:国立京都国際会館 2 階第 6 会場(Room B1)

議 長:木山博資 理事長兼大会長
出 席:出席 50 名,委任状 228 名(会員総数 1349 名・定足数 135 名)

【議 事】


1.
理事長報告
本年度第 1 回理事会にて理事へ就任された木山理事長より,ご就任のあいさつがなされた。また,第 56 回日本神経化学会大会大会長でもある木山博資理事長兼大会長へ,会場より謝意の拍手がなされた。

2.選挙結果報告
仲嶋一範庶務担当理事より,理事選出選挙結果について報告された。また,2013 年度役員及び委員会委員長について報告された。

3.庶務報告
仲嶋一範庶務担当理事より会員数状況について報告された。また,物故会員 2 名に対し黙祷が捧げられた。

4.会計報告
今泉和則会計担当理事より,本年度総会では以下の通り報告及び提案されたいとのことであり,詳細は審議事項 10~12 にて審議願いたいとのことであった。
・2012 年度決算報告及び監事による会計監査について
・2014 年度の予算作成について

5.出版・広報報告
佐藤真出版・広報担当理事より,以下について報告された。
・本年度の機関誌『神経化学』第 2 号については,昨年度に続き抄録を掲載せず,『神経化学大会プログラム号 Vol.52 (No.2) 2013』とし発刊している。
・本年度より電子書籍 KaLib を導入し,機関誌『神経化学』が電子媒体よりも閲覧可能となっている。

その他については,「7.各種委員会報告」の「③出版・広報委員会」にて報告すると
のことであった。

6.プログラム編成報告
木山博資大会長より,第 56 回大会について報告された。

登録演題数は約 2,000 演題,また現時点での参加者数は 3,400 から 3,500 名となって
いるが,最終的にはもう尐し増えると見込んでいる。

・抄録について
昨年の第 55 回大会に続き,今大会でも機関誌『神経化学』へは抄録を掲載していないが,大会終了後に当学会ホームページより会員の皆様が閲覧できるよう,抄録を開示する手配としている。また,これにより,抄録の印刷費としてかかるコストを削減できるため,その分を,若手育成セミナー等予算が不足していると思われる費用へ充当したいと考えている旨理解を募った。

・シンポジウムについて
今年度は,ISN(Internal Society of Neurochemistry)と当学会にてジョイントシンポジウムを企画した際,ISN 側から約 50 万円程度のサポートを捻出することができた。
従って,この様なサポート体制は当学会へプラスになると考えるため,毎年の大会時に同様のシンポジウムを継続したいとする。

・若手教育口演セッションについて
若手研究者の研鑽の場となるよう,大勢の先生方に参加していただきたい旨呼びかけた。

・若手研究者育成セミナーについて
今年度も,世話役代表である橋本均先生のお力により,大盛況の模様である。
今後も,同セミナーを本会の重要な柱として位置付け継続してゆきたいとする。

・Travel Award について
例年本会からの Travel Award による参加者はいないことが多かったが,今大会では該当者 10 名中に本会海外会員 2 名が含まれており,本会の国際化,また国際的にも若手を育成しているといえるので,この点も継続してゆきたいとする。

7.各種委員会報告
① 将来計画委員会
小泉修一委員長より,以下について報告された。

・若手育成について
大会時に開催している若手研究者育成セミナーの運営は,その年々の大会長や世話役の先生方に頼るのではなく,当委員会においても今までサポートしてきたノウハウを活かすべく,当委員会がもっと積極的に大会長との連携を密にして同セミナーにかかわり,学会としてしっかり同セミナーを支援していく体制を整えたい。

・本会の活性化について
当委員会内にて,まず「何を持って活性化とするか」という点で議論となっているため,これについては引き続きメール会議等を通し議論を重ね,またあらためて報告することとしたい。

② 国際対応委員会
白尾智明委員長より,以下について報告された。

・本会会員の先生方のご協力を呼び掛けておりました,この度の ISN 理事選にて日本
から久永眞市氏が理事に,また,池中一裕理事がトレジャラーに選出された。これにより 4 年後には,池中一裕理事が ISN のプレジデントになると予想される。
・2013 年 4 月にメキシコ・カンクンにて開催された ISN 大会のトラベルアオードへ,本会から 6 名の応募があった。そのうち 4 名がアオードを取得,残る 2 名についても申請内容が優秀であったため,本会の予算に計上している「若手海外派遣補助費」より参加費・旅費の半額相応をそれぞれに支援した。
・2014 年 ISN Special Neurochemistry Conference の開催候補地とし,御子柴克彦先生を中心にした申請することとした。また,開催が決定となった際は,可能であれば第 57 回日本神経化学会大会と連携をして進めることも考えており,その時は同大会大会長である塩坂先生と相談する。

③ 出版・広報委員会
佐藤真委員長より,以下について報告された。

・機関誌『神経化学』次号第 3 号の発刊予定は 12 月末としている。
・学会ホームページでは,バナー広告の運用や充実を図りたいと考えている。
・電子書籍 KaLib の今後の課題について検討して行く予定である。

④ 研究助成金等候補者選考委員会
石崎泰樹委員長より,以下について報告された。

・2013 年 4 月から 2013 年 6 月までの学会公募案件は 3 件あった。このうち独立行政法
人日本学術振興会第10回(平成25年度)日本学術振興会賞に対し1件の応募があり,審議の上,この応募の推薦を決定した。
・現在募集中である学会推薦公募案件は 7 件である。
・度々学会推薦を募集しているものの応募が尐ない現状を鑑み,応募を促進する一助として,今後本会ホームページへ,各公募へのこれまでの応募・推薦・受賞件数等の記録を掲載する予定である。また,公募案件の学会締切日を周知する際のメール配信へも,当該公募案件の過去の応募・推薦・受賞記録を添付する予定である。

⑤ シンポジウム企画委員会
斎藤祐見子委員長より,以下について報告された。

・今年度は当委員会メンバーを一新すべく,研究分野・手法の異なった先生方が委員
として名を連ねており,今後は第 57 回大会塩坂貞夫大会長,第 58 回大会白尾智明大会長と相談を重ね,集客力のあるシンポジウムを企画していきたい。

⑥ 脳研究推進委員会
岡野栄之先生より,以下について報告された。

・日本脳科学関連学会連合が中心となり,「大型施設計画・大規模研究計画に関するマ
スタープラン」を作成し,米国の政策であるブレインイニシアチブやヒューマンブレインプロジェクト等と検討しながら,文部科学省脳科学懇談会にて政策に落としていくよう議論をしている。しかし,残念ながらこの脳科学懇談会へ本学会は参加していないが(日本脳科学関連学会連合より代表として小泉修一理事が参加している),本学会の強みである「電子顕微鏡の連続接点を使って神経の結合を観る」,「どういう neurotransmitter をもった nueron なのか」等の分子的レベルや「機能との相互作用」等という点が欠けているため,それらについて積極的に提言することによりマスタープランをブラッシュアップさせ,ひいては本学会と類似性のあるものにしてゆきたい。
・政府が打ち出した「日本版 NIH」については,既に本学会は,生物科学学会連合との共同声明を発表しているところである。しかしながら,まだ「日本版 NIH」の全貌が明らかにはなっておらず,translational research を強化する点ではそのメカニズムを周知徹底していけば本会においては大きなメリットとなると考えるが,財源となる科研費の軽減については反対すべきであるとする。
・他にも,リサーチユニバーシティやポスドクのモチベーションをどう高めるかなど課題は尽きないが,継続して議論してゆきたい。また,政府から方針に関して意見を求められるため,今後も本委員会内にてメーリングリスト等を利用しオンタイムにて情報を共有していけるようにしたい。

⑦ 連合大会委員会
和田圭司委員長より,以下について報告された。

・2014 年度第 57 回大会は,日本生物学的精神医学会との合同大会としている。
・2015 年度以降の大会では,連合大会となるかどうかは未定である。また,これまで3 年に 1 回のペースで継続していた日本神経科学学会との合同大会(Neuro 大会)についても 2016 年度の開催は難しい状況であるとし,2017 年度以降の開催についても未定である。
・今後は連合大会のあり方として,連合大会を行うことのメリットとデメリット等を整理し,また評議員会でもご指摘のあったとおり,例え連合大会となっても本会の精神を失わない連合大会となるよう努める。

なお,木山大会長より,日本神経科学学会では 2016 年度は国際心理学会との合同大
会を予定している旨補足された。

⑧ ダイバーシティー推進委員会
馬場広子委員長より,以下について報告された。

・昨年会員周知した,2012 年度男女共同参画会学連絡会大規模アンケートへの協力
へ感謝の意を述べられた。また,同アンケートの集計を同連絡会事務局行っているが,その集計結果の中の本学会分データについては当委員会にて分析する予定である。
・今年度若手研究者育成セミナーへ,当委員会より女性研究者 2 名を講師として推薦しており,今後も同セミナーへはこの様な形で協力してゆきたい。

利益相反委員会
神庭重信委員長欠席のため,仲嶋一範委員より以下について報告された。

・本委員会は本年度より新設された。明日 6 月 22 日の委員会より始動する運びと 
している。

8.2013 年度奨励賞選考結果報告
馬場広子委員長より,以下について報告された。

・本年度の奨励賞受賞者について報告された。

 【最優秀奨励賞】
氏  名:村松 里衣子
所属先:大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学
テーマ:新生血管による神経回路修復機構の解明

 【奨励賞:4 名】
氏  名:飯島 崇利
所  属:バーゼル大学バイオセンター神経生物学部門
テーマ:神経細胞の分化・機能を司る RNA 制御機構

氏  名:齋藤 敦
所  属:広島大学大学院医歯薬保健学研究院分子細胞情報学
テーマ:小胞体ストレス応答による中枢神経系細胞の分化制御メカニズム

氏  名:田村 英紀
所  属:奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
     細胞機能科学研究室
テーマ:ニューロプシンによる Neuregulin-1 限定分解による制御性伝達の
     制御機構

氏  名:牧之段 学
所  属:奈良県立医科大学精神科
テーマ:幼若期社会的経験依存性のオリゴデンドロサイト成熟及びミエリ ネーション

(50 音順・敬称略)

9.優秀賞新設に伴う各賞規定・内規改訂の件
馬場広子委員長より,本年度まで設置していた当学会賞である最優秀奨励賞・奨励賞を,より実情にあわせ,最優秀奨励賞を廃止し,それと替わり優秀賞を新設する旨報告された。

本件について議場に諮ったところ,異議なく承認された。

これに併せ,それまでの最優秀奨励賞・奨励賞規定・内規より,優秀賞・奨励賞規定・
内規へと改訂する。また,奨励賞選考委員会という呼称については本総会までとし,本総会以降は,同選考委員会を優秀賞・奨励賞選考委員会と呼ぶこととする。

なお,同規定・内規は 2014 年度優秀賞・奨励賞募集時より適用され,募集告示時に機
関誌・学会 HP にて公表することとした。


日本神経化学会
優秀賞・奨励賞規定
(平成 25 年 6 月 21 日改訂)

日本神経化学会優秀賞は,本会会員で神経化学の進歩に寄与する顕著な研究を発表した 45 歳未満の研究者個人に対して授与する。日本神経化学会奨励賞は,本会会員で将来の発展を期待される若手神経化学研究者個人に対して授与する。
1. 申請者は会員歴および研究歴 3 年以上の者で,且つ本学会において積極的に発表した実績を持ち申請の暦年度の 4 月 1 日現在で,優秀賞は満 45 歳未満の者とする。奨励賞は原則として満 35 歳未満の者とするが,特別な事情により研究に従事できなかった期間(出産・育児休暇,医師の臨床研修期間等)については考慮する。
2. 応募者の中から原則として 1 名の優秀賞受賞者,若干名の奨励賞受賞者を日本神経化学会優秀賞・奨励賞選考委員会において選定し,賞状を贈呈する。3. 各受賞者は受賞した賞には再応募できない。4. 優秀賞,奨励賞の募集要項は「神経化学」誌に掲載するものとし,申請希望者は本会所定の申請用紙を使用の上,指定期日内に申請するものとする。5. 日本神経化学会優秀賞・奨励賞選考委員会内規については別途定めるものとする。


日本神経化学会
優秀賞・奨励賞選考委員会内規
(平成 25 年 6 月 21 日改訂)
1. 候補者の推薦について
優秀賞,奨励賞の募集要項は「神経化学」誌およびホームページに掲載するものとし,申請希望者は本会所定の様式(*)で指定期日内に申請するものとする。
原則的に自薦とする。
*研究の概要:申請研究の概要を<研究題目><背景・目的><結果><学術的意義・特色・独創的な点>に分けて,A4 用紙 2 枚以内に記入すること。

【その他の提出書類】
・ 申請者の略歴
・ 業績目録:英文原著,英文総説,和文原著,和文総説のそれぞれについて記入すること。学会の抄録や要旨,Proceedings などは記入しない。
・ 選考に関連する主要論文の別刷を提出のこと。(3 編以内を 8 部ずつ)
・ 奨励賞応募者で,対象年齢を超過する者は,出産・育児休暇あるいは医師の臨床研修期間等を証明する書類を提出のこと。

2. 優秀賞,奨励賞の選考に関しては日本神経化学会優秀賞・奨励賞選考委員会がこれにあたる。
(1)選考委員は 7 名とし,理事会において研究分野,地域性,所属等に偏りがないことを考慮して評議員から委員を選出し,理事長がこれを委嘱する。選考委員の名前は日本神経化学会ホームページおよび「神経化学」誌にて公表する。
(2) 委員の任期は 2 年とし,連続 2 期までとする。
(3) 委員は互選により委員長を選出し,理事長がこれを委嘱する。
(4) 委員会は理事長の諮問に応じて受賞者の選考を行う。
(5) 選考委員長は選考の経過並びに結果について理事長に報告する。

3.
選考方法
選考委員会にて書類審査の上,原則として1名の優秀賞受賞者,若干名の奨励賞受賞者を選考する。優秀賞受賞者は日本神経化学会大会において受賞記念講演を行う。

4. 日本神経化学会優秀賞の英文名
The Award for Distinguished Investigator of Japanese Society for Neurochemistry とする。

5. 日本神経化学会奨励賞の英文名
The Award for Young Investigator of Japanese Society for Neurochemistryとする。

6. その他の申し合わせ事項
選考委員は自らが所属する研究室からの自薦者についてはその審査にあたらない。

10.2012 年度決算の件
今泉和則会計担当理事より,2012 年度決算について報告された。

11.2012 年度監査報告
今泉和則会計担当理事より報告され,野村靖幸監事により会計監査が実施され,収支内容及び財産状況について正しく示されている旨認められたとのことであった。本件について議場に諮ったところ,異議なく承認された。

12.2014 年度予算案の件
今泉和則会計担当理事より 2014 年度予算案が提案され,異議なく承認された。

13.監事選任の件
仲嶋一範庶務担当理事より報告された。
現監事の任期満了に伴い,次期監事として次の 2 名が理事会より推薦された。(50 音順/敬称略)

議場に諮ったところ,異議なく承認された。

  熊倉鴻之助  (内閣府食品安全委員会)
  御子柴克彦  (理化学研究所脳科学総合研究センター)
※任期:2017 年総会終了まで

14.評議員選任の件
仲嶋一範庶務担当理事より報告された。新評議員として以下の 11 名が理事会より推薦された。(50 音順/敬称略)

議場に諮ったところ,異議なく承認された。

吾郷 由希夫      大阪大学大学院薬学研究科薬物治療学分野
岩倉 百合子      新潟大学脳研究所分子神経生物学分野
熊本 奈都子      名古屋市立大学大学院医学研究科機能組織学
金子 葉子        藤田保健衛生大学医学部生理学I
郡山 恵樹        金沢大学大学院医薬保健研究科医学系
竹本-木村さやか    東京大学医学系研究科脳神経医学専攻神経生化学教室
板東 良雄        旭川医科大学解剖学講座機能形態学分野
松﨑 伸介        大阪大学大学院連合小児発達学研究科
               こころの発達神経科学講座
松﨑 秀夫       福井大学子どものこころ発達研究センター
眞部 孝幸       藤田保健衛生大学総合医科学研究所
宮田 信吾       近畿大学東洋医学研究所分子脳科学研究部門

※任期:2017 年総会終了まで

また,現評議員の任期満了に伴い,次期評議員への就任について全評議員へ意向確認
を行ったところ,256 名より継続就任の了承を得た。現評議員の継続就任について議場に諮ったところ,異議なく承認された。

15.名誉会員推薦の件
仲嶋一範庶務担当理事より,当議題に関連した細則の改訂を審議する議題第 17 項「(名誉会員)細則改訂の件」について先に審議することが提案され,承認された。

議題第 17 項の審議・承認に続き,仲嶋一範庶務担当理事より当議題について報告され
た。名誉会員として以下の 2 名が理事会より推薦された。(敬称略)議場に諮ったところ,異議なく承認された。

  鍋倉俊隆(名城大学)
  野村靖幸(久留米大学)

16.功労会員推薦の件
仲嶋一範庶務担当理事より報告された。功労会員として以下の 6 名が理事会より推薦された。(50 音順/敬称略)

議場に諮ったところ,異議なく承認された。

糸山 泰人   国立精神・神経医療研究センター
井上 順雄   首都大学東京大学院人間健康科学研究科
清水 孝雄   東京大学大学院医学系研究科生化学・分子生物学
津田 正明   富山大学薬学部分子神経生物学研究室
中村 俊 東  京農工大学大学院工学研究院
村上富士夫  大阪大学大学院生命機能研究科脳神経工学講座

17.細則改訂の件
仲嶋一範庶務担当理事より,以下の通り報告された。・名誉会員細則の改訂について改訂案(下線箇所)が提示され,議場に諮ったところ,異議なく承認された。

第 8 条 名誉会員は,次の1項に掲げるもののいずれかの資格を有する場合,2項の手続きを経て総会の議決をもって承認される。

1.
資格
(1)永年,会員として本会に多大な貢献をした者で,原則として満 65 歳以上であること。
(2)神経化学領域で学術的に特に顕著な業績をあげた者(外国人を含む)。

2.
手続き 
(1)理事または監事を経験した者2名以上による推薦書(本学会への貢献度を示すもの)と履歴書,業績目録(10篇以内)を添えて,理事長に提出する。
(2)理事長はこれを理事会で審議し,候補者を総会に推薦し,総会にて了承を得る。
(3)名誉会員として総会で了承を得られた者に対し推戴式を行い,推戴状を授与し,その功労を讃えるものとする。

18.次期大会の件
塩坂貞夫第 57 回大会長より以下の通り報告された。(敬称略)

会 長:塩坂貞夫(奈良先端科学技術大学院大学)
期 日:2014 年 9 月 29 日(月)~ 10 月 1 日(水)
会 場:奈良県新公会堂・奈良県文化会館

第 36 回日本生物学的精神医学会(日本生物学的精神医学会)と合同
会 長:西川 徹(東京医科歯科大学大学院)

19.その他
仲嶋一範庶務担当理事より以下の通り報告された。

・内閣府日本学術会議「東日本大震災にかかわる協力学術研究団体の活動の調査」結果について

2012年10月16日に内閣府日本学術会議より「東日本大震災にかかわる協力学術研
究団体の活動の調査」への協力依頼があった際に,震災に関し各学術研究団体がどの様な活動を行ったか,という趣旨のアンケートへ当学会も協力した。この度,同調査結果報告書が発表され,当学会ホームページからその内容が確認できる旨周知された。

以上を以て,予定した全ての議事を終了し,2013 年度総会を閉じた。