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第17回(令和2(2020)年度)「日本学術振興会賞」受賞候補者推薦要項
学会推薦締切:2020年3月13日
2020/2/19


第17回(令和2(2020)年度)「日本学術振興会賞」受賞候補者推薦要項

1.趣旨 
我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるためには、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援していく必要があります。この趣旨から日本学術振興会は、平成16年度に日本学術振興会賞を創設しました。 


2.対象分野 
人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野 


3.授賞 
授賞数は25名以内とし、受賞者には、賞状、賞牌及び副賞として研究奨励金110万円を贈呈します。 なお、日本学士院により、日本学術振興会賞受賞者の中から日本学士院学術奨励賞受賞者が選考されます。 


4.対象者 
国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、令和2(2020)年4月1日現在以下の1)から3)の条件を満たす者とします。 
また、これまでにご推薦いただいた候補者のうちの女性割合は極めて低いというのが現状です。女性候補者の積極的な推薦をお願いいたします。 


1)次のa) 又はb)を満たすこと。 
 a) 日本国籍を有する者(海外在住の日本国籍を有する研究者を含む) 
 b) 外国人であって推薦時点において我が国で5年以上研究者として大学等研究機関に所属しており、今後も継続して我が国で研究活動を予定している者 

2)45歳未満であること 
3)博士の学位を取得していること(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む) 

※:過去に推薦されたことがある者であっても、推薦することができます。 
※:推薦は2年間有効としているため、第16回(令和元(2019)年度)に推薦された
候補者のうち令和2(2020)年4月1日現在で45歳未満である候補者については今回推薦がない場合でも今回の審査の対象となります(キャリーオーバー)。 
なお、第16回(令和元(2019)年度)に推薦された候補者が、その後の研究活動により新たな研究業績を重ねていると思われる場合については、改めて推薦されることをお勧めします。 


5.推薦権者 
1)機関長推薦 我が国の大学等研究機関又は学協会の長 
2)個人推薦 優れた研究実績を有する我が国の学術研究者(海外在住の日本国籍を有する学術研究者を含む) 
※自薦は受け付けません。 


6.応募方法 
日本学術振興会賞の推薦は電子申請システムを通じて受け付けます。電子申請システムに登録(アップロードを含む)を行うとともに、一部資料については紙媒体で提出してください。

※日本神経化学会の推薦をご希望の方は、2020年3月13日(金)までに、②~⑦のPDFデータ及び⑥⑦の紙媒体各5部を日本神経化学会研究助成金等候補者選考委員会へご提出下さい。選考の上、推薦可否を決定致します。


提出書類

電子申請

提出部数(紙媒体)

     受賞候補者推薦名簿(様式1)

原本1部

② 推薦書(様式2)(1ページ目)

③ 推薦書(様式2)(2ページ目)

④ 推薦理由書(様式3)※1

⑤ 業績調書(様式4)

スキャンし、②~⑤の順番でPDF結合させた上、1つのデータとしてアップロードする。

⑥ 業績調書一覧(様式4別紙)

⑦ 業績資料(論文の別刷・著書等から5件以内)※2

各5部


様式1、様式2(1ページ目)は電子申請システムでダウンロードしたものを使用してください。それ以外の様式等は、本事業のウェブサイト( https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/yoshiki_01.html )よりダウンロードしてください。 
※1:④「推薦理由書(様式3)」は、推薦者以外の2名から、それぞれ作成いただくものです。 
※2:①「受賞候補者推薦名簿(様式1)」、⑥「業績調書一覧(様式4別紙)」、 
⑦「業績資料」は紙媒体で提出してください。⑦「業績資料」は、⑤「業績調書(様式4)」の「Ⅱ【研究業績】」で○を付した特に重要な業績の番号に一致するようそれぞれ番号を論文の別刷等の表紙に記入し、上から若い番号順に取りまとめ、⑥「業績調書一覧(様式4別紙)」とともにクリップ留め等してください。 


7.受付期間 
令和2(2020)年4月1日(水)~4月6日(月)17:00(必着) 
※日本神経化学会の推薦をご希望の方は、2020年3月13日(金)までに、②~⑦のPDFデータ及び⑥⑦の紙媒体各5部を日本神経化学会研究助成金等候補者選考委員会へご提出下さい。選考の上、推薦可否を決定致します。


8.選考方法 
推薦のあった候補者について、日本学術振興会に設置する審査会において選考し、受賞者を決定します。 


9.選考基準 
以下の基準により日本学術振興会賞受賞者を選考します。 
1)創造性・独創性に富み、卓越した研究業績を上げていること(研究業績) 
2)将来更なる研究の発展が見込まれ、世界をリードする研究者に成長すると期待されること(将来性) 
※:過去の日本学術振興会賞受賞者の授賞対象となった研究テーマと今回の候補者の研究テーマが密接に関連している場合は、候補者の独自性が明確であることが求められます。 


10.選考結果の通知 
令和2(2020)年12月下旬頃、推薦者に通知します。 
なお、日本学士院学術奨励賞については、同院において選考され、令和3(2021)年1月中旬頃、受賞者に直接通知します。 


11.授賞式 
令和3(2021)年1月から2月頃に行う予定です。詳細については、選考結果とともに受賞者に通知します。 


12.個人情報の取扱い 
推薦書等提出書類に含まれる個人情報については、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」及び本会の「保有個人情報等保護規程」に基づき厳重に管理し、本会の業務遂行のみに利用(データの電算処理及び管理を外部の民間企業等に委託して行わせるための個人情報の提供を含む。)します。その他、日本学術振興会賞受賞が内定した候補者に係る推薦書等提出書類は、日本学士院学術奨励賞選考のため日本学士院に提供します。 
なお、授賞対象となった場合、受賞者の氏名、顔写真、所属機関・職名、生年、出身地、専門分野、略歴及び授賞の対象となった研究業績等が公表されます。 
また、EUを含む欧州経済領域所在の研究者の個人情報が推薦書等提出書類に含まれる場合は、「GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)」に沿い、上記取扱いについて当該研究者の同意を得てください。GDPRの詳細に関しては、下記のウェブサイト等を参考にしてください。 
・個人情報保護委員会 
https://www.ppc.go.jp/enforcement/infoprovision/laws/GDPR/


13.その他 
1)推薦書等の提出(送信)後、その記載事項を変更し、又は補充することは認められません。 
2)提出された推薦書及び業績資料等は返却しません。 
3)選考結果に対する問い合わせには応じかねます。 
4)受賞者としてふさわしくない行為又は推薦書類に重大な虚偽が発覚した場合は、授賞後であっても授賞を取り消すことがあります。 
5)受賞者には、我が国の学術の振興、本会の事業の充実等のため、協力を依頼することがあります。 


14.推薦書類(紙媒体)の提出先及び問い合わせ先 
推薦書類は下記へ、配達記録の残る方法での送付によって提出してください。また、配達会社のウェブサイト等で到着の確認をしてください。 

〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-1 
独立行政法人 日本学術振興会 
人材育成事業部 研究者養成課 「日本学術振興会賞」担当

TEL:03-3263-0912 
Email:jsps-prize@jsps.go.jp 
本事業ウェブサイトURL 
https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/